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2014年9月15日 (月)

ものの見方~読売新聞『編集手帳』より~

 9月13日読売新聞「編集手帳」より。

 心理学者の堀川直義氏は著書『言葉の魔術』のなかで、ものの見方によって「二通りの記事」が書けると述べている。

 事実:「船が沈没する。船長は最後まで船橋にいた」

  記事1:「船長は溺れる船客に見向きもしなかった」 

  記事2:「船長は最後まで部署を離れず、職責を全うした」

〈感想〉

 この「編集手帳」の記事は、一連の朝日新聞の誤報問題に関し、「綿密な取材」「無色透明な取材」の大切さを述べたものである。さらに「報道とは怖い仕事である。真相を伝えるために必要なものは、綿密な取材であり、事実を色めがね抜きで見つめる無色透明なまなざしだろう」と強く自戒を込めている。これは報道に携わる人のあるべき姿として、至極当然なことと言えよう。

 確かに、我々の日常生活において「事実を色めがね抜き」で見ることは、とても重要なことだ。しかし、何もかも冷静に見続けることは、反対に疲れることでもある。特に人間関係においてである。人を「あたたかなまなざし」で見つめることも大切だ。たとえ後になって、信頼していた人から裏切られることもあってでもである。

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コメント

こんばんは。気分は若いグッピーです(笑)。
とんぼさんにお勧めの本、ご紹介させていただきます。
ちょっと、引くかもしれませんが、
「ナイチンゲール 心に効く言葉」
という本です。
男性でも、看護師でなくても、きっと参考になる言葉が、厳しい言葉と出会えます

グッピーちゃん、コメントありがとうございます。
さっそくネットで注文しちゃいました。
早く読んでみたいです。
自分を奮い立たせる言葉だけでなく、
部下の気持ちも引き出すことができればと思います。
素晴らしい本のご紹介ありがとうございます。

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