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2014年10月27日 (月)

登山計画書を書く楽しさを教えよう。

 御嶽山の噴火から1ヶ月が過ぎた。新聞によると、火山のない埼玉県においても県警が受け取った登山計画書の枚数は、噴火後から急激に増加したという。

 私の周りで登山計画書について聞いてみると、出したり出さなかったりと様々である。

 この問題について私は、山の指導者側にも問題の一端があると考える。今のガイドブックはとても読みやすい。だからこそ提出しない人は、これらのガイドブックや登山地図、さらにはネットなどの情報を読むことで、頭の中でコースを理解した気になってしまうのであろう。

 幸いなことに私の場合は、よき指導者に恵まれた。登山学校の机上講習で先生がとてもわかりやすく説明してくださったのだ。それ以来、登山計画書を書くことが楽しみとなり、気がつくと当たり前のように提出するようになっていた。この感覚は、いわゆる「鉄チャン」の世界の「時刻表鉄」の世界観と類似しているかもしれない。(注:私は「鉄チャン」ではないが)

 計画書を書くことは楽しいことである。まず国土地理院の地形図を購入し、磁北線を引き、ガイドブック等を読みながら書き込み、自分だけの地図を作り、それをまとめる。それが登山計画書となるのである。

 計画書の提出は、現在の段階では法定義務ではない。今後、自治体によっては義務化の動きがあるようだ。もちろんその議論も大切だが、同時に指導者側も、もっと計画書を書くことが楽しさを伝え、登山者が楽しみながら計画書が書けるようにする教授方法を考えることも重要だと考える。

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