自戒の言葉
「ことばの消しゴム」
えんぴつで かいた字は けしゴムで きえる
こくばんに かいた絵も
こくばんけしで けせる
口からでてしまった ことばは
けす けしゴムないんだね
とりだせないんだね
きみの耳にささった ぼくのことば
わすれられないよ
ぼくのむねに ささった
きみの目
ことばをけす けしゴム
あったらなあ・・・
~なかの ひろ~
言葉はロマンを生み出す
言葉で幸福にも不幸にもなる。
その人のすべてが出たもの
それが言葉
~美輪明宏~
言葉には気をつけよ
つけ加えることはできても
取り消すことはできないのだ
~バルダザール・グランシアン神父~
「アウシュビッツを生き抜いた人の話」
収容された時、彼女は15歳。
彼女には、8歳の弟がいた。両親はもういなかった。
これ、彼女から聞いた話なんですが、
収容所行きの列車の中で、弟が靴を履いてなくて、
「無くすなんて、何てバカなの!」って姉として叱ったそうです。
それが、彼女が弟に言った最後の言葉になってしまった。
で、後に収容所を出られた彼女は、このような誓いを立てたそうです。
「それが最後の言葉になったら、困るような発言は二度としない」と
私たちにそれができる?いや、難しいでしょう。
でもね、それを目指すべきだと思うんです。
~ベンジャミン・ザンダー(ボストン・フィルハーモニック指揮者)~
「言葉はもともと魔術でした」
言葉はもともと魔術でした
われわれは言葉の力によって
他人をよろこばせることもできれば
絶望の淵に追いやることもできます
ですから精神療法の手段として
言葉をつかうことを
軽んじてはいけないのです
~ジークムント・フロイト『精神分析入門』~
「共感(sympathy)」と「公平な観察者(the impartial spectator)」
~アダム・スミス『道徳感情論』~
「汚れちまった悲しみは」
汚れちまった悲しみは
なにのぞむなくねがうなく
汚れちまった悲しみは
懈怠のうちに死を夢む
汚れちまった悲しみに
いたいたしくも怖気づき
汚れちまった悲しみに
なすところもなく日は暮れる
~中原中也『山羊の歌』~
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