身近な言葉からの理論展開~読売新聞『編集手帳』より~
<捨てる神あれば拾う神あり>と言い習わしてきた国である。八百万の神々など、唯一神を信奉する人々には想像もできないだろう。多様な信仰の形を知る日本人は、ほかの人が崇める神にも敬意をもって接してきた。いかなる宗教の原理主義者からも、敵視されるいわれは何ひとつない
~読売新聞『編集手帳』~
1月21日付け読売新聞『編集手帳』は、我々の身近なことわざから、イスラム原理主義者への強い憤りと批判を綴る。とてもわかりやすい言葉で日本人の思想・心情を代表している。
私も、このような導入から入る理論展開が出来るようになりたい。
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私の勝手な持論ですが
絶対神を信仰する人は心が弱い人
神の思し召しの一言で自分の言動の責任を神のせいにできるから
釈迦の教え
あなたのいると思ったところに仏はいる
全ては自分次第で、行いは自分に帰ってくる
つまり、どんな事でも自分次第なんだよ・・・って教え
仏教を信仰する人が減り、絶対神を信仰する人が増えているそうですが
人類の弱体化を如実にあらわしてます
自分以外の者のせいにして
自分の責任を回避したいって人が増えてるって証拠ですから
釈迦がすごいと思える人は
最も信じられるのは自分という人
そして、どんなものにも仏がいると思うということは
小さな命ひとつでも大切にできる心の持ち主だということ
釈迦の教えが広まれば
争い事ってのはどんどん減っていくんですがねぇ~
投稿: まんたろう | 2015年1月26日 (月) 05時08分
仏教とキリスト教の違いにつて、京都の大学教授が、
「仏教は、人間と仏様との関係が『水平軸』、キリスト教は『垂直軸』」
と説明しておりました。おそらくイスラム教も『垂直軸』だと思います。
イスラム教については、高校時代に習った知識しかありませんが、
神の名において人を殺すということ自体、
イスラムの教えに反すると思います。
投稿: とんぼ | 2015年1月27日 (火) 18時47分