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2015年2月

2015年2月28日 (土)

"Longer"~Dan Fogelberg~(1979)

眠れぬ夜の第二弾。

Longer than there've been fishes in the ocean.
Higher than any bird ever flew.
Longer than there's been stars up in the heavens..
I've been in love with you.

魚たちが海で泳ぎ始めるより ずっと前から
あらゆる鳥たちが飛ぶよりも ずっと高く
天上界の星がきらめくよりも ずっと前から
「僕は 君を愛し続けてているんだ」

・・・・・・・・・・

この曲を聴きながら訳して、こっちの顔が赤くなっちゃいました。

"Alfie"~ Dionne Warwick~(1967)

眠れぬ夜に、大人の音楽はいかが?

「過去はいなかった」~小檜山 博~

過去に会いたくなって 会いに行ったら

過去はいなかった 

めんどうくさくなったので そのまま死んだ

 ~小檜山 博(こひやまはく)(作家・北の映像ミュージアム館長)~

JR北海道車内誌、2月号より。

彼いわく、30歳頃に東京で溺れかけていた光景だという。

過去を過去のものとする。

誰が?

それは自分なんだよな。

2015年2月27日 (金)

"Both Sides Now"【邦題:青春の光と影】"~Judy Collins~(1968)

I've looked at clouds from both side now.
From up and down and still somehow.
It's clouds illusions I recall.
I really don't know clouds at all.

今では いろいろな場所から 雲を見ることができるんだ
上からも 下からもね でも、それなのに
思い出すのは 雲の幻想だけ・・・
本当は 雲のことなんか 何もわかっちゃいないんだ

I've looked at love from both side now.
From win and lose and still somehow.
It's love illusions I recall.
I really don't know love at all.

今では いろいろな立場から 恋を見ることができるんだ
恋の勝者からも 敗者からもね でも、それなのに
思い出すのは 恋の幻想だけ・・・
本当は 恋のことなんか 何もわかっちゃいないんだ

I've looked at life from both side now.
From give and take and still somehow.
It's life's illusions I recall.
I really don't know life at all.

今では いろいろな立場から 人の生き方を見ることができるんだ
自分の立場でも あなたの立場でもね でも、それなのに
思い出すのは 人生の幻想だけ・・・
本当は 人の生き方なんか 何もわかっちゃいなんだ

・・・・・・・・・・

自分なりに翻訳してみた。

歌詞の翻訳って、学術書と違って自由に訳せるからおもしろいかも。

その分、訳した人の性格や経験が表現され、

世間様にさらされるので、ちょっと怖い(汗)

2015年2月26日 (木)

「心で見なくちゃ」~サン・テグジュペリ~

心で見なくちゃ、

ものごとはよく見えないってことさ。

かんじんなことは、

目に見えないんだよ。

   ~ サン・テグジュペリ ~

・・・・・・・・・・

FBから転載。

単純な言葉なのに、”ガツン”と響いた。

原文は読んでいないけど、

漢字とひらがなのバランス、

きっと、心の優しい方が翻訳されたのでしょう。

やさしい人は、損をする?

99%冷たい人に
1%優しくされると、

何故か1%の優しさに夢が広がり、
その1%がとても...

いとおしく思えてしまう。

99%優しい人に
1%冷たくされると、

何故か1%の冷たさに
疑心暗鬼になり、

色々想像を掻き立てられ、
悪いほうに考えてしまう。

・・・・・・・・・・

FBから転載。

いわゆる「あるある」。

やさしい人は、損をする。

さて、あなたはどっち?

2015年2月25日 (水)

"相田みつを"的生き方

自問自答する。

自分のことばで表現する。

弱い心をさらけだす。

・・・・・・・・・・

相田みつを美術館の入場券をもらった。

相田みつをにはなれないけれど、

彼のように自分に厳しくなりたい。

2015年2月24日 (火)

「ほんとうに人間はいいものかしら」~新美南吉『手袋を買いに』~

「母ちゃん、人間ってちっとも怖かないや。」

お母さん狐は、「まあ!」とあきれましたが、

「ほんとうに人間はいいものかしら。

        ほんとうに人間はいいものかしら。」

とつぶやきました。

  ~新美南吉『手袋を買いに』~

 そう信じたいし、そうありたい。

2015年2月23日 (月)

自分を壊したいとき、壊れたいとき”草間彌生”

 「破壊と創造」。

時折自分を壊したくなるときがある。

そういうときは、草間彌生がいい。

Kawagoe

 本物を観ると、体中に電気が走る。

その瞬間がたまらない。

Kusamayayoi
 プロの写真でも、その衝撃は伝えられない。

自分の価値観を壊し、壊れたいときは、草間彌生が一番だ。

2015年2月22日 (日)

「それも心々ですさかい」~三島由紀夫『豊饒の海・天人五衰』

「その松枝清顕さんといふ方はどういふお人やした?」

本多は呆然と目を瞠(みひらい)た。

「しかしもし清顕君がはじめからゐなかったとすれば」

門跡の目ははじめてやや強く本多を見据ゑた。

「それも心々ですさかい」

  ~三島由紀夫『豊饒の海・天人五衰』~

・・・・・・・・・・

「豊饒の海」とは月の海。

月の海には、水がない。

水がなければ、人は住めない。

人の心に、水は流れているか。

 

2015年2月21日 (土)

「進むために何かを終わらせる」

進むために何かを
終わらせるのは辛いけど

いつか思い返した時に
正しい答えだったと感じられればいい。

そう思えるように
毎日を精一杯生きていこう。

そうする事でしか
示すことが出来ないんだ。
きっと

・・・・・・・・・・

FBからの転載。

前に進むために、あきらめも大切。

でも、あきらめばかりの人生だけは、

絶対にいやだ。

2015年2月20日 (金)

堪えるしかないときもあるんだよ。

とにかくすべてを黙って堪えてしまう者がいると、

人はこれ幸いと、

何もかもその者に堪えさせてしまって、

自分は平然としているものだ

  ~バルザック『ゴリオ爺さん』~

 そうは言っても、堪えなければならないときもあるものだ。

悲しいけどね。

2015年2月19日 (木)

「もしもあの戦争の時代に生きていたら」~宮本智子『原爆詩』~

もしも あの戦争の時代に生きていたら

まちがいなく

「立派な」国民であっただろうと

わたしは苦く 確信する

  ~宮本智子『原爆詩』~

 2月16日朝日新聞『天声人語』より引用。

まさに真をついた詩である。

2015年2月18日 (水)

義理と人情と・・・

 先週で終わったはずのバレンタインデーだが、休憩時間になると職場の至る所で女性陣たちによるやり取りが続いている。どうやら土日に自宅で作ったチョコやクッキーの余りを持ち寄り、試食会を開催しているようだ。

 そのような中で、「上司もどうぞ」とおすそ分けを受けた。なかなかの味だ。ごちそうになった御礼を言いながら、

「やはり世の中、義理と人情と『贈収賄』だよね」と言ったら、

「それを言うなら、義理と人情と『お接待』でしょ」と笑って言い返された。

 なんだ、私は札所の巡礼者だったのか・・・。

「南無大師遍照金剛」(爆)

2015年2月17日 (火)

「命の使い方、5つの誓い」

命の使い方、5つの誓い

「口」は
人を励ます言葉や
感謝の言葉を言うために使おう。

「耳」は
人の言葉を最後まで
聴いてあげるために使おう。

「目」は
人のよいところを見るために使おう。

「手足」は
人を助けるために使おう。

「心」は
人の痛みがわかるために使おう。

・・・・・・・・・・

 FBから転載。

口、耳、目、心、どれも大切。

それぞれを最大限に生かして使うのが「人間」。

特に「心」を使い、使いこなせる人に、

私はなりたい。

2015年2月16日 (月)

「ありがとう その言葉ひとつで頑張れる」

あなたはあなたの「ありがとう」
っていう言葉の破壊力に
気づいちゃいない。

その言葉に、
僕はどれだけ救われると思っているんだ。

「ありがとう」って言葉の破壊力を
なめちゃいけない。

あなたは言い慣れた
何気ない一言かもしれない。

でも、
その言葉ひとつで何年も
同じ仕事を頑張れる人間がいるのだ。

・・・・・・・・・・・

 FBから転載。

 「ありがとう」の言葉の威力、本当に素晴らしいものだ。

「ありがとう」と言われて、自分も何度も頑張ることができた。

相手から言われてうれしい言葉、魔法の言葉、それは「ありがとう」。

相手から言われなくても、決して期待せず、

素直に「ありがとう」と、自分から率先して言えばいいじゃないですか。

 「ありがとう」

2015年2月15日 (日)

求む、質の高い人間関係

 最近は、食べ物でもなんでも「量より質」を求めるようになってきた。かつては、安ければよい、満腹になればいい、酒も酔えればいいと考えていた。

 人間関係も同じである。かつては多方面の友人がいることを誇り、楽しい時間を過ごせればいいと考えていたが、最近は共に会話して「充実した時間だった」と感じる人と過ごしたいと思うようになった。何も世間様から孤立することを推奨しているわけではない。また、常に堅物であれと言っていることでもない。下世話な会話も楽しいことぐらい知っている。ただ「みんな仲良く」という幻想に疲れただけなのだ。

 仕事となれば別だが、せっかく自分の自由な時間と空間を共有するのであれば、知識、教養、価値観を高められる人と過ごし、「充実した時間だった」と感じたいものである。

2015年2月13日 (金)

「受け取る相手の立場になって」~斎藤茂太

悪口を言ってみずから疲れる愚はやめよう。
無意識に、人を傷つけてしまっていることがある。

ビジネスの場面でも友人関係でも、
恋人同士の間でも、
プライドを傷つけるなにげないひと言を
発していることは少なくないのである。

受け取る相手の立場になって、
自分の言葉を検証してみる。

そんな姿勢がいい関係、
よりよいコミュニケーションの礎になるのである。

  ~斎藤茂太『心をリセットしたいときに読む本』~

 FBからの転載。

他人様には、「プラス言葉」を使いましょ。

2015年2月12日 (木)

"How Deep Is Your Love "【邦題:愛はきらめきの中に】~Bee Gees~(1977)

 いつもより少し早く帰宅して、"YOU TUBE"三昧。

学生の頃、ベストアルバムを買ってきて何度も聴いた。

とても懐かしい。

当時の自分は、ずいぶん背伸びをしていたのだと思う。

この歌声は、もう聴けない。

この曲を聴きながら、首都高で朝日を浴びてみたいものだ。

2015年2月11日 (水)

映画『バンクーバーの朝日』

 久しぶりに映画を観にいく。

以前から気になっていた映画『バンクーバーの朝日』だ。

 激しい差別に遭っても、ひたむきに戦う日本人。

先人たちの苦労と比べたら、自分なんか未熟者だ。

 たくさんの勇気と元気をもらった。

 次の休みには、映画『KANO~1931海の向こうの甲子園』を観に行きたい。

先日重役とお会いした。

その席で台湾派遣の話がでた。

もちろん今すぐということではないが、

たった一度きりの人生、

海外駐在も憧れるね。

2015年2月10日 (火)

「目には目を」では、世界中の人々が盲目になるだけだ~マハトマ・ガンジー~

An eye for eye only ends up making the whole world blind.

「目には目を」では、世界中の人々が盲目になるだけだ。

~Mahatma Gandhi (マハトマ・ガンジー)~

 ハンムラビ法典の有名な一節「目には目を」、これについては、多くの人が誤解している。決して「復讐」や「報復」を肯定した規定ではない。過剰な報復を防ぎ、同等の刑罰で収める「罪刑法定主義」を定めたものである。この思想は、近代刑法にも継承されている。

 しかし、ガンジーはそれを超越した。人類がガンジーの境地まで進化するには、あと何万年かかるであろうか。

 

2015年2月 9日 (月)

人間の究極の幸せとは。

 人間の究極の幸せは次の4つです。

 ・人に愛されること、

 ・人にほめられること、

 ・人の役に立つこと、

 ・そして、人から必要とされること。

 愛されること以外の3つの幸せは

 働くことによって得られます。

  ~日本理化学工業 大山 泰弘~

さあ、新しい週が始まった。

がんばろう。

2015年2月 8日 (日)

子供を亡くした親を呼ぶ言葉は?~読売新聞『編集手帳』~

 2月7日付け読売新聞『編集手帳』より

 親を亡くした子供を孤児という。
 伴侶を亡くした人を、寡夫、あるいは寡婦という。
 子供を亡くした親を呼ぶ言葉はない。
 なぜだろう

 「その痛みは言葉に尽くせないからだ。」

    ~<9・11>テロの追悼式典でのニューヨーク市長の言葉~

 日本語だけでなく、英語でも同じだという。

 ご冥福をお祈りします。

2015年2月 6日 (金)

「私がやるから、ついてきてほしい」~先輩の魂~

「私がやるから、ついてきてほしい」

 これは、私の言葉ではない。退職後に嘱託として働いている先輩の言葉である。嘱託としての任期も3月で終了する。実質的な出勤日数も残りわずかとなった。普段から穏やかで、常に机で笑っている。部下からも「おじいちゃん」と呼ばれて親しまれている。今の若い世代にはあまり知られていないようだが、現役時代は「神様」、「鬼」と呼ばれ、ずいぶんと恐れられていた。

 私たちの部門には困難が多い。どうしても落とせない部分があるのだ。そのことを相談したら、静かに声をかけてくださった。

 随行し拝見させていただいた。まさに魂がこもっている。言葉少なく、一言一言ゆっくりと丁寧で、全身全霊を込め、説得力がある。その姿をみて、

「お前、よく見ておけ。この姿を継承せよ。」

と言われている気がした。

 先輩は、決して多くを語らない。休憩時間には、こっそりスマホの麻雀ゲームに夢中になっているような方だ。

 帰りの車の中で疲れ果てて寝ている姿に、ただただ頭が下がった。

2015年2月 4日 (水)

死は「穢れ」か?

 大学院時代の恩師教授から、寒中見舞いのご返信をいただいた。

 その手紙には、昨年お父様を亡くされ、最初は喪中はがきを出す予定であったが、「喪に服する」ということに疑問を感じたという。もちろん「死」は人間にとって悲しいことである。しかし人間にとって必ず訪れる「死」は、人生の一部である。それを「穢れ」として扱う習慣や行為に疑問が生じたということが書かれていた。

 人間にとって必ず訪れる「死」を「穢れ」として扱うこと。もちろん文化や伝統として尊重するということも大切だ。一方、教授のおっしゃることも理解できる。これはとても哲学的なテーマである。しかし、「喪に服する」ことと「穢れ」として扱うことには根本的な違いがあるのではないだろうか。

 大学院時代、リベラルな考えをお持ちの教授から直接ご指導をいただき、議論をした日々はとても充実していた。久しぶりに教授からご指導を頂きたく、近日中に研究室にお伺いしよう。

2015年2月 3日 (火)

三島由紀夫とは(私見)

1 はじめに

 1月24日NHK放送「日本人は何をめざしてきたのか 知の巨人たち」の第7回三島由紀夫を観た。そこで、私見としての三島由紀夫についてブログに記す。

2 三島文学との出会い

 私が三島文学に触れたのは高校生のときであった(当時は男子校に通っていたが同性愛については、今も昔も「全く」興味はない)。彼の「仮面の告白」、「金閣寺」で孤独な青年の心情を綴る文体の美しさに、深く感銘を受けた。また、三島の生き方として、

 東大法学部から大蔵官僚
 天皇・皇室への敬意
 日本人としてのアイデンティティ
 左翼運動への反発
 東西冷戦下での日本防衛論
 ダンディズム
 快楽主義に向かう社会への抵抗

などに共感して憧れた。あの頃は、単に自分の孤独を肯定化させる対象として、三島文学を読み、三島との共通点を求め、三島の作品にふれることで「自分は大人だ」という背伸びした自己主張があったのであろう。

 もちろん当時は、三島以外に太宰治や川端康成らの作品も読んだ。しかし三島の繊細な文体と比較すると、特に太宰の文体は、単なる田舎者の文章にしか感じることができなかった。

3 三島由紀夫を理解するために

 三島は川端康成よりも先にノーベル文学賞の最終候補に選ばれていた。しかし、なぜあの時期に無謀な市ヶ谷での事件を引き起こし、自決したのか理解できなかった。それについて三島の年譜を読んだが、一層謎が深まるばかりであった。

 この長年の疑問を解決させてくれたのが、映画『11・25自決の日 三島由紀夫と若者たち』(監督:若松孝二)(2012年)であった。この映画は、浅沼稲次郎刺殺事件、安田講堂事件、新宿騒乱事件と意志ある若者が次々と実力行使する中で、何も出来ない、何もさせてもらえない歯がゆさと焦りから、あの事件を起こしたと理解できる。すなわち三島理解には、垂直軸だけで考えるのではなく、横軸との関連性を理解しないと、「不可解さ」しか残らないのだ。

 1月24日放送「知の巨人たち」は、かつて三島が結成した民兵組織「盾の会」メンバーが登場していた。三島の自決後、表舞台から一切消えていたが、テレビ取材に応じたのは、私の知る限り、おそらく初めてではないだろうか。彼らを通じて三島について語る記録番組としても貴重な映像であった。

4 おわりに

 冷戦が終結した現在、右翼や左翼という概念は単なる相対的位置関係であり、私は全く価値を置いていない。その前提の上で数年前に「憂国」を読んだ。高校時代の三島の憧れとは反対に、グロテスクな嫌悪感だけが残った。その後一切彼の作品を読んでいない。しかしこの番組を機会に再度読み直し、純粋だったあの頃を取り戻したいものである。 

「その火を飛び越して来い

  その火を飛び越してきたら」

    ~三島由紀夫『潮騒』~

2015年2月 2日 (月)

Save The Childern and The Women

"Do they Know it's Christmas"~ Band Aid~(1984)

"Happy Xmas(War is Over)"~John & Yoko~ (1971)

2015年2月 1日 (日)

WAR IS OVER~IF YOU WANT IT~

Warisover_2

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