堂平天文台
病気ではなく、こうしてウダウダの日曜日を過ごすのは何週間ぶりだろうか。7-11(セブンイレブン)の毎日から久しぶりに脱却したのはいいが、家にいても何から手をつけたらよいのかわからない。働いているときは「いつかのんびりしたい」と願ってみても、今日のように過ごすのも、かえって拷問のようだ。
部屋を掃除していたら堂平天文台のパンフレットがでてきたので、それを開いている。ここは、2000年に閉鎖されるまで東京大学東京天文台堂平観測所、国立天文台堂平観測所として多くの天文学者たちが研究していた。現在は地元のときがわ町「星と緑の創造センター」として再生され、観測ドームも含めてキャンプ場として利用されている。
子どもの頃、星に憧れ「大人になったら、ここで働く!」と言っていたが、今思えばずいぶんと大胆な発言であったと思う。
地元では「おっぱい山」と呼んでいる笠山を越えると堂平観測所が見えてくる。かつては立ち入り禁止の場所であったが、今は中まで入ることができる。さすが東大の施設であっただけあり、老朽化とはいいながらも、細かな部分までしっかりとした造りだ。
これは、建設当時としては国内最大有効口径であった91cm反射望遠鏡である。こうして近づいて見学させていただくと、かつて星空にあこがれた子どもの頃を思い出す。現在は予約制で、ドーム内の部屋にも泊まることができるそうだ。いつかはここに泊まって、再び大空に夢を馳せたいものである。
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山の通称が素晴らしいですね(実に心に響きます)
それにしてものんびり休むことが拷問とは
サラリーマンの鑑から 「社畜」 に昇進なさったのでは
しげまるさんも まぐろ型 ですね
投稿: まんたろう | 2016年4月 4日 (月) 04時46分
さすが、まんたろう様は目の付け所がちがいますね。
天体もおっぱいもロマンのある世界ですからね(笑)
あと「まぐろ型」、おもしろい表現があるのですね。
早速明日使ってみます。
投稿: しげまる | 2016年4月 4日 (月) 19時54分