「身心脱落」~100分de名著『正法眼蔵』~
「(人は)仏だからこそ修行ができる。」
「悟るための修行は『迷い』であり 悟り(仏)の世界に合一すべき」
「悟りたいという『邪心』は自我意識 身心脱落して仏になったつもりで修行はするべき」
「悟りの世界に『私』を放り込むと『身心脱落』の境地に至る」
「『迷っちゃダメ!』と思って悩むのが『迷い』 迷って良いと分かるのが悟り」
「薪は燃えて灰となるが、もう一度元に戻って薪になるわけがない。だが、そうではあっても、灰は後、薪は先と見てはいけない。」
「知るべきである、薪は薪としてのあり方において、先があり後がある。前後があるといっても、その前後は断ち切れていて、あるのは現在ばかりである。」
「灰は灰のあり方において、後があり先がある。薪が灰となった後、再び薪とならないように、人は死んだ後、再び生(しょう)にならない。」
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11月7日放送、Eテレ100分de名著「正法眼蔵」を観る。この番組は、曹洞宗の開祖、道元禅師を哲学者として解説した番組である。
難解と呼ばれる「正法眼蔵」を私はまだ読んだことが無い。しかし禅の思想については、以前から興味を持っていた。
現在の私の読解力では、実際に「正法眼蔵」を読むに、力が及ばないのは十分理解している。まずは、この番組の解説者である、ひろさちや氏の解説書から入ってみたいと思う。
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