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2017年1月22日 (日)

「探求若者ことば」〜朝日新聞〜

1月15日『朝日新聞』記事より
〈記事要約〉
1 ことばの変化
   昨年ベネッセコーポレーションが初めて実施した「現代人の語彙に関する調査」で、高校生が知っていて親世代が知らない世代感ギャップの大きいことばの筆頭として、英語で「尊敬しない」などの意味の「disrespect」から生まれた「ディする」が挙げられた。2位は「イミフ(意味不明)」、3位は「りょ(了解)」、4位は「きょどる(挙動不審な動きをとる)、5位は「ぽちる」であった。
  東京外大名誉教授の井上史雄は、「ことばは常に合理的な方向に向かって変化するもので、使用頻度が高いことばほど短くする傾向がある」と解説する。とりわけ若者ことばが生まれる背景には、インパクトを与え、仲間意識を高める、という意図があるという。
中には形はそのままで、意味を変えることばもある。2015年に文化庁が発表した「国語に関する世論調査」では、「やばい」という本来は盗っ人仲間が「あぶない」「まずい」という意味の隠語が、10代の9割が「とてもすばらしい」と肯定的な意味でとらえていた。

2  井上名誉教授の4分類
(1)一時的な流行語・・・(老いたら使わない・のちの若者は使わない)
         「チカレタビー」
         「アジャパー」
(2)生き残った流行語・・・(老いても使う・のちの若者は使わない)
         「アッシーくん」
         「ネグる」
(3)キャンパス用語・・・(老いたら使わない・のちの若者も使う)
         「早弁」
         「カテキョ」
(4)確立した新語・・・(老いても使う・のちの若者も使う)
        「うざい」
        「ださい」

3 「嘆き」ではなく「変化」
  ことばの乱れは、いまに始まったことではなく「枕草子」や「徒然草」にもその変化や嘆きが記されている。井上名誉教授は、「乱れではなく、変化ととらえる」ことを提唱し、若者もたちも時と場合によって「上手に使い分けている。目くじらを立てず、ことばのうつろいを楽しんでみてはいかがですか」と述べている。

4 若者ことばの特徴
(1)形を変える
      ① 省略
         「ぱねぇ」 半端ではない→半端ない→ぱない(パネェ)
         「り」 了解→りょ→り
         「フロリダ」 風呂(に入るため、一時的にLINEから)離脱
     ② 派生
        「ゲスい」 ゲス+い→ゲスい(下品だ。江戸時代からある言葉)
         「じわる」 じわじわ+る→じわる(面白さなどがじわじわ感じられる)
         「神る」 神+る→神る(神のようにすばらしい状態になる)
    ③ 倒語
         「パイセン」 センパイ(先輩)→パイセン
    ④ 複合
         「黒歴史」 黒+歴史→黒歴史(なかったことにしたい過去)
         「飯テロ」 飯+テロ→飯テロ(夜中に料理の画像をSNSに投稿)
(2)意味を変える
        「やばい」 「あぶない」→「すばらしい」
        「微妙」 「どちらともはっきり言い切れない」→「あまりよくない」
(3)借用
      ① 方言から
        「違かった」 東北地方で「違った」の意味
        「うざったい」 東京・多摩地方で「鬱陶しい」の意味
        「むかつく」 京阪地域で「癪にさわる・腹が立つ」の意味
      ② 外国語から
        「デフォルト」 英語 default (標準)から「普通の状態」
        「アモーレ」イタリア語 amore(恋人)
(4)ぼかし
        「〜的には」 (例)わたしは→わたし的には
        「〜みたいな」 (例)行きたくないよ→行きたくない、みたいな
        「〜とか」 (例)本を読む→本とか読む
5 世代感ギャップの大きいことば
    〈第1回「現代人のの語彙に関する調査」から抜粋〉
        「イミフ」・・・意味不明
        「セルカ」・・・カメラで自分を撮影すること
        「ディスる」・・・けなす
        「秒で」・・・すぐに。急いで
        「ワンチャン」・・・低い可能性があること
        「ぽちる」・・・ネット通販で購入ボタンを押す
        「きょどる」・・・挙動不審な行動をとる
        「とりま」・・・とりあえず、まあ

【感想】
  この記事を書きながら、若者ことばの多さに驚いた。もちろん今の自分が無理してまでも若者言葉を使うつもりもない。しかし、彼らの言葉を理解できないことには、悔しさを感じる。確かに自分も若かりし頃に、多少なりとも当時の流行語を使っていた。同じようにそれらを使用する若者たちを責めるつもりもない。TPOさえ間違えなければ、それも彼らの文化なのだ。
 なお、この記事を書くにあたり、PCで難なく入力することができた。変換リストに、これら若者ことばが加わっていたことも、さらなる驚きであった。

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コメント

勉強になりました

グッピーちゃん、コメントありがとうございます。
へ~っ、私はともかく、
グッピーちゃんならば、理解できると思っていました。
それにしても、新しい言葉多いですね。

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