映画『沈黙-サイレンス-』
以前も書いたが、これだけは見逃したくなかった。
この映画には、原作以上の内容も加わっており、監督の努力に頭が下がる。
敬虔なクリスチャンの遠藤周作ですら、「自分はキチジロー」だと宣言していた。
「キチジロー」の跋扈する世の中、自分だけは「キチジローではない。」と考えること自体、思い上がりなのかもしれない。
映画の最後のシーンは印象的。
原作にも言えることだが、
1865年の信徒発見のシーンも加えてほしかった。
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もう始まっていたのですね。観たいと思っている映画です。この所の体調不良や天気の関係で、映画館が遠ざかっていました。予告編も拝見させて頂きました。
投稿: でんでん大将 | 2017年1月29日 (日) 16時43分
その後、体調はいかがでしょうか。
貧しい中で、信仰だけは強く持ち続ける。
人間の心の強さを感じました。
年貢の関係で幕府も、切支丹の村と知りながらも、
決して根絶やしにはしなかったそうですが、
蛇の生殺しのような方法は、耐えられませんね。
切支丹の村と仏教徒の村とでは昭和の時代まで一線を画していたそうです。
投稿: しげまる | 2017年1月29日 (日) 17時03分
私も見たいと思っていますが、テーマが重いですね。
見に行くときはタオルが必要でしょうか。
投稿: 西やん | 2017年2月 9日 (木) 18時31分
タオルは不要だと思います。
いろいろ考えされられる映画です。
西やん様も、ぜひごらんになってください。
投稿: しげまる | 2017年2月11日 (土) 10時07分