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2017年3月 5日 (日)

「人はゆるされてしかるべきなのです」~ETV特集『小野田元少尉の帰還』より~

でももう 私は小野田をゆるそうと思います
そして自分もまた 彼に抱いた
罪深い考えにゆるしを乞いたいと思います。

人はゆるされてしかるべきなのです
私だって罪を犯しかねません
誰もが例外ではないんです

   ~ベルナルド・カナルス~

 3月4日放送ETV特集『小野田元少尉帰還~極秘文書が語る日比外交~』より。

 彼は1956年1月、ルソン島に潜伏し、戦闘中であった小野田元少尉に父親を射殺された。彼は、小野田氏がフィリピンを再訪したときに、父親の墓のある場所に立ち寄ることを打診されたが、断った。なぜなら自制できる自信がなかったからだという。

 現地の学校では、今でも小野田元少尉のことを「命令に忠実であった軍人」として教育している。もちろん、私も同じように考えている。

 しかし、もし自分が「父親を射殺した相手を許すことができるか」と訊ねられたらば、カナルス氏と同じように答えられるだろうか。

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コメント

しげまるさん、こんばんは。
これを読みながら、渡辺和子氏の事を思い出しました。
私は、多分、許せない部類かもしれません。
罪を憎んで人を憎まずと頭ではわかっていても、心がついてゆかない・・・。

グッピーちゃん、コメントありがとうございます。
人を許すことは、とても難しいことですよね。
ハンムラビ法典や旧約聖書には「目には目を」と書かれていますが、
新約聖書はそれを否定しました。
私も同じで、頭ではわかっていても、心がついていけません。

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