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2018年7月

2018年7月31日 (火)

山梨百名山「乾徳山」、再チャレンジ

 7月22日、山梨県にある乾徳山に登った。一度、6月の中旬にチャレンジしたが、その時は雨で岩場がすべり、足元に不安を感じたので、頂上直下でリタイアした。断念した山というのは、その後どうも気になるもので、日を待たずして、今回再チャレンジとなった。

 午前7時、大平牧場に到着。そこに車を預け登り始める。見上げると不思議な杭が多数打たれていた。

「この墓標、さすが武田氏のお膝元だ。最近このあたりで戦(いくさ)でもあったのだろうか。」

と思わせるような数だ。よく見ると、その上に太陽光パネルが張られていた。とりあえず安心した(笑)。

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 乾徳山は、甲斐武田氏の菩提寺である恵林寺の山号にもなっている。古来、修行の山として尊ばれていた。かつて夢窓国師(夢窓疎石)も修行したという。この山は、樹林帯あり、草原あり、そして核心部の岩場ありと、一度の登山で3つの体験ができる山だ。ガイドブックでは数多く紹介されているが、実際に登ってみると、すれ違う人も少なく、穴場的な楽しめる山であった。

 樹林帯を越え、草原の中に鎮座している岩がある。それが月見岩だ。ここで多くの人が月を愛でたのであろう。その岩の天辺からは、富士山を遠望することができる。あいにくその日は雲がかかっており、富士山の山頂付近しか見ることができなかった。

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 そこからしばらく登ると、この山のメインイベントである岩場に到着する。髭剃岩・カミナリ岩・鳳岩など十分に楽しめる。三点指示さえしっかりしていれば、全く問題の無い岩場である。

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 最後の鳳岩を登りつめると、山頂となる。天気がよければ360度の展望を楽しむことができるのだろうが、その日は雲が多く、遠望を楽しむことができなかった。しかし、山頂でコーヒーを入れたり、行動食を口にしたり、のんびりと時間を過ごすことができた。

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 下りは、来たルートをひたすら降りる。草原では、登りのときには見かけなかった鹿が、草を食べていた。山に登る人間の一人として、鹿はあまり保護すべきではないと思っているが、ここの草原では、鹿がくつろぐ姿がよくにあう。

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 国師ケ原の十字路を右手に向かい、現在は休業中のロッジに向かう。現在は無人の避難小屋となっており、中に入り休憩させてもらうが、内装はとてもきれいである。しかし、人の出入りが多いためか、窓には蜂やらアブやら、たくさん張り付いていた。この季節に宿泊するのは、遠慮したほうがよさそうだ。

 そのまま整地された道を下っていくと、車を停めた大平牧場に到着する。

 今年の盆休暇は、一週間ずらし、剱岳と立山を目指す。もう一度ぐらいどこかの山で足慣らしをして挑戦したいものである。

2018年7月21日 (土)

苗場山、1泊2日(その2/2)

 朝5時、持参した行動食を朝食がわりとし、お世話になった苗場山山頂ヒュッテを後にする。澄み切った空気、これも山ならではの醍醐味だ。

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 再度、頂上の標識と伊米神社に挨拶に行く。やはりだれもいない。

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 静かに木道を歩く。本日は小赤沢コースで長野県側に下るルートだ。このルートを選択することで、すなわち新潟県側から長野県側に縦走できるのだ。それを実行したいがために、わざわざ新幹線に乗ってきたのだ。

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 早起きは三文の徳というが、誰もいない道は気持ちが良い。遠くには剱岳と立山が良く見えた。

 高層湿原を十分に満喫した後、樹林帯に入る。荷物が多いため、一歩一歩確実に足を運ぶ。下り早々に、トレランさんとすれ違う。その方は昨日ハーフマラソンに出たばかりとのことであった。超人的な体力にすっかり脱帽する。

 また、地元の山菜取りのおじさんともすれ違う。地元の方は入会権があるので入れるのだが、最近は盗掘も多いと嘆いていた。その方は住所は地元だが、都内の山岳会に所属しているという。私の場合は、小赤沢からバスで津南に向かうと話したら、駐車場から小赤沢までのルートは、最近手入れをしていないとのアドバイスをいただいた。確かに、そのコースに入ると、草が生え、コースが不明瞭で、何度か不安な思いもした。

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 一歩一歩慎重に下りすぎたのか、予定より1時間半遅れでゴールに到着した。すぐに温泉施設「楽養館」に向かい、靴を脱ぐと同時に生ビールを注文した。朝から豪快にビールが飲めるのも、電車登山の醍醐味のひとつといえよう。

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 のんびりと入浴し、2階の休憩所で昼寝をした後、午後便のバスで津南駅に向かう。それから乗り継ぎのため、1時間ほどバスの待合室で過ごし、越後湯沢駅に戻った。

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 日ごろの仕事は、分刻みで、1時間以上の時間調整など絶対にありえない。最近の世の中は、妙にセコセコしすぎで、時間を楽しむことが少なくなっているのではないかとも考える。

 人間、余裕が無くなるとミスも増え、体を壊すばかりである。のんびりとした時間の中で、余裕を持って生きること。これこそが人間本来の生き方であり、もっと見直さなければならないのではないだろうか。

 さて、次回はどこのお山に登りましょうか。

苗場山、1泊2日(その1/2)

 もし苗場が平凡な山であったら、ただの奥山として放っておかれただろう。ところがこれは人の眼を惹かずにはおかない、そして一ぺんその山を見たら、その名を問わずにはおられない特徴を持っている。すぐれた個性は、どんなに隠れようとしても、世にあらわれるものである。

           ~深田久弥『日本百名山』~

 7月の三連休の中の二日を利用し、苗場山に登った。この山は、早い時間から登山を開始すれば、なんとか日帰りも可能なのだが、今回は、あえて山頂で一泊してこの山を楽しむことにした。

 越後湯沢駅からタクシーに乗る。運がよければ相乗りをお願いしたかったのだが、残念ながらその時間には、他の登山者がおらず、一人でタクシーに乗ることとなった。出費が痛い。

 車中、ドライバーさんからたくさんの角栄さんの話を聞かせていただいた。私が子どもの頃は「悪の権化」のようなバッシングをされていたが、最近は数多くの本も出版され、魅力ある政治家としての再考が行われている。ドライバーさんも、若かりし頃にバスをしたてて目白の御殿に陳情に行ったという。角栄さんには、多くの人を惹き付ける魅力と行動力があったのだ。

 9時、和田小屋到着。ドライバーさんにお礼を言い、身支度を整え、登山の準備をする。気がついたら帽子がない。どうやら新幹線の中に落としてしまったようだ。この暑さの中、帽子がないと生命にかかわる可能性がある。とりあえずタオルを頭に巻き、登山計画書を提出して開始する。

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 和田小屋は、標高が1384mと高い。それでも暑い。ここから開始する祓川コースは、スキー場のゲレンデの中を登るルートである。今日は単独登山。適宜休憩を取りながら自分のペースで登る。

苗場山は、「花の百名山」にも数えられる。

この日はコバイケイソウが見事な花を咲かせていた。

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ワタスゲには、見る人の心を穏やかにさせる魔法がある。

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ニッコウキスゲには、少々遅かったかもしれない。

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 山小屋泊とはいえ、単独登山となると荷物が多い。汗をかきながら、ひたすら登る。登山道は、木道が整備され登りやすい。ところどころ休憩所の設けられており、設置された方々に感謝である。

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 やっとの思いで、第一関門の神楽ケ峰に到着。ここも立派な山頂であるはずなのだが、とても地味な標識である。そこには、苗場山までまだ「八合目」と表示がされていた。

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 しばらく歩くと、山のご褒美である湧き水の「雷清水」に到着した。冷たい水でのどを潤し、顔を洗う。苗場山の山頂には水がないため、合計4リットルをザックに詰め込んだ。それは、ザックの重さに直結する。結果的には、夜と翌朝の分も含め、3リットル程度でよかったかもしれない。

 この場所からは、今回の本命である苗場山を仰ぎ見ることができる。しかし、一度下ってから、再度登り返さなければならない。思わずため息が出る。

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 途中、下る登山者と挨拶を交わし、「あとちょっと」と励まされながら山頂に到着する。

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 他の山では、山頂となると多くの人がいるものだが、ここには誰もいない。この場所以外に、展望を楽しむ場所がたくさんあるのだ。

 そのまま本日のお宿となる苗場山自然体験交流センター(苗場山頂ヒュッテ)に向かったが、チェックインしてしまうと、いつものクセですぐに横になってしまうので、あえてそれをせず、ザックを背負ったまま周囲を散策する。

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 小屋近くにある、伊米神社で手を合わせる。ここはお米の神様である。今日の登山の無事を感謝するとともに、これからもおいしいお米が食べられるようにと手を合わせた。

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 古来、苗場山では、山頂周辺に多数存在する池塘を「神様の田んぼ」と呼んでいたという。そこから「苗場」と名づけられたそうだ。
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 ただ休憩しているのも何かと思い、久しぶりに非常用に持参しているアマチュア無線機の電源を入れてみる。苗場山は2145mである。ここから約160km離れたさいたま市からの電波を、強力に受信していた。さいたま市は、自分の地元近くということもあり、コールしてみようと思ったが、こちらはわずか5Wハンディー機である。さらに今は免許はあっても、連盟に加入しておらず、カードの交換もできない。そこで、単にワッチするだけにとどめておいた。

 午前中の暑さとは異なり、山頂は夕方となると少し肌寒くなった。その寒さを感じた頃、チェックインする。

 荷物を降ろし、本日のベットに案内される。幸いなことに、今夜は3人用のスペースに2人で横になるスペースを割り当てられた。

 荷物を整理した後、小屋付近の展望台で夕日を眺める。まだ日は高いが、一面の雲海に浮かぶ夕日は、とても美しい。

 この写真では、日の出のように見えてしまうかもしれない。

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 18時に夕食をいただく。節約を目指すならば素泊まりでも良かったのだが、ここは南魚沼産のお米の産地。名物のカレーを、しっかりお代わりした。

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 19時ごろ、再度展望台へ。多くの宿泊者たちがそこからの景色にシャッターを切っていた。

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 世の中、イライラすることが多いけれども、山の景色はそれらを忘れさせてくれる。

やはり、山は素晴らしい。

(つづく)

2018年7月14日 (土)

今日も暑い、一日も早い復旧を

今回の西日本豪雨の被害にあわれた方々に、お見舞い申し上げます。また、亡くなられた方々に、心からお悔やみ申し上げます。

暑さ厳しき中、復旧に向けてご尽力されている方々の姿を見るたびに、何もできない無力さを感じてしまう。

今日も暑いとの予報ですが、一日も早い復旧を願っております。

ブロ友のグッピーちゃん、どうか、ご無理をなさらないでくださいね。

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