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2018年8月27日 (月)

剱岳、立山を目指して~信濃大町から黒部ダム、そして室堂~

 8月19日、新宿発のバスに乗り信濃大町を目指す。途中、中央道の事故渋滞の影響で約1時間半遅れで信濃大町駅に到着した。

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 私は、この駅舎が好きだ。このデザインが、旅情を誘い、信州に来たことを実感させてくれる。

 駅前のラーメン店で昼食を済ませ、そのまま本日の宿に向かう。

 夜は、駅前の居酒屋でとることにした。これからの5日間、どうしても野菜不足になりがちとなるため、野菜を多く採りたかったからである。一人テーブルに座り、軽くビールを飲み、その後宿に戻り、寝てしまった。

 8月20日、始発のバスに乗り、扇沢駅に向かった。

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 扇沢駅は、現在では当時の関電トンネルを掘削した名残は見つからない。すっかり観光地と変貌を遂げていた。

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 しばらく行列に並び、関電トンネルトロリーバスに乗り込む。この名物バスの運行も今年限りだ。ラストイヤーに間に合ったことに感謝である。

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 しばらく乗ると、例の破砕帯に突入する。このわずか80mに日本の英知を集結させ、多くの困難を乗り越え、無事突破したのだ。

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 トローリーバスから降り、階段を上る途中に水場がある。確かにおいしい湧き水だが、とても冷たい。大量に噴き出すこの水を頭から浴びながら掘削作業をしたことを考えると、自然に頭が下がる。

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 現在、黒部ダムでは観光放水期間中だが、毎秒10トンもの水を放出し続けても、ダムの水位が下がらないのだから、この黒部川水系の水の豊かさを驚きをもって実感する。

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 ダムの堤防に到着後、真っ先に慰霊碑に向かい、手を合わせる。

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 人間は、大自然を相手にこれだけ大きなプロジェクトを実現した。私は、頭の先から文系であるが、もし自分が学生の頃にこの場所を訪れていたら、理系を目指していたかもしれない。 

 ダムの隅々まで見学したのち、ケーブルカー、立山トロリーバスを乗り継ぎ、正午前に室堂に到着した。

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コメント

懐かしい
25年前くらいに訪れたことがあります
また行きたいものです

まんたろう様、コメントありがとうございます。
築50年以上経っていても、ビクともしない建築に驚きを隠せません。
まんたろう様のような理系の方は、もっと深い見方ができるのでしょうね。
人間の英知にただ驚きでした。

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