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2018年9月

2018年9月29日 (土)

映画『散り椿』(2018)

木村大作監督の作品で、岡田准一君の演技が観たく、映画館に向かう。

愛するものを守るために、孤独と戦いつづける。その姿がとても美しい。

また、以前より大きく成長した黒木華さんの演技も見逃せない。

江戸時代の家制度の下で引き裂かれた男がいる。

一方で、愛する妻との約束を守ろうとする男がいる。

それぞれの男が全力で人を思い、守ろうとする。

若い人には、それは女々しくて情けないこととして扱われるかもしれない。しかし、歳を重ねれば重ねるほど、純粋に人が人を思い続けること、すなわち「忍ぶ恋」は、美しいものへと昇華する。

これは、大人の恋の姿を示した映画だ。

原作を読んでいないので、途中で内容を理解できず、日本刀の扱い方や時代考証のおかしさが気になってしまったが、これは邪念であり、観なかったこととしたい。

2018年9月25日 (火)

『言葉のすれ違い』~江戸川コナン~

言葉は刃物なんだ
使い方を間違えると、
厄介な凶器になる 
 
言葉のすれ違いで、
一生の友達を失う
こともあるんだ 
 
一度すれ違ったら、
二度と会えなくなっちまう
かも知れねえぜ

 ~江戸川コナン~

・・・・・・・・・・

久しぶりにまじめな記事。

FBから引用。

今、職場で最も気を遣っていること。

それは「言葉遣い」だ。

遣い方をを間違えると、大変なことになる。

もちろん、下手(シタデ)に出ていることで、つけ込む輩もいる。

それでも気を付けねばならないのが、言葉遣いである。

注意しなければ。

異動願い

今朝、異動願いを提出した。
実際に通るかどうかはわからないが、
強く希望ということでの提出だ。
肉体的にも精神的にも限界にきている。
理由なんて、なんだってある。
やるだけのことはやった。
あとは内示を待つだけだ。

2018年9月24日 (月)

NHKラジオ『石丸謙二郎の山カフェ』

 山情報を何から得るかというのは、とても重要なことだ。雑誌、ネットなどいろいろあるが、特にテレビ番組ではNHKの『にっぽん百名山』、『にっぽんトレッキング100』が好きだ。

 最近、私のお気に入りに加わったのは、土曜日9時5分からNHKラジオで放送している『石丸謙二郎の山カフェ』http://www.nhk.or.jp/radiosp/yamacafemagazine/?cid=ymhk_fb_2018である。

 山の美しさを言葉で表現することはなかなか難しい。これをラジオ番組内でさりげなく表現する。

 勉強になります。

2018年9月23日 (日)

『長い夜』~松山千春~(1981)

 昨日ラジオを聞いていた時に流れた曲。

この曲は、あまりにも有名だが、改めて歌詞を聞くと

はるか昔こと。好きになった人に一生懸命になりすぎて、

せっかくの一緒に過ごす時間に、

やることなすこと全てが不器用で、ぎこちない動きしかできなくなってしまった頃を思い出した。

まさに、そんな歌詞ですよね。

♪重ねた腕の ぬくもりに とまどう 二人♪

この部分が好き。若さゆえってね。

あ~っ、たまらない。

しげまるさんの昔話でした。

2018年9月19日 (水)

三大〇〇~登山編~

 三大〇〇というのは、やたらと数が多い。ネットで調べても覚えきれないほどの数がある。せっかくなので登山限定で調べてみた。

〇日本三霊山

 ・富士山
 ・立山
 ・白山

〇日本三大峠

 ・針ノ木峠(針ノ木岳と蓮華岳の鞍部/北アルプス)
 ・三伏峠(塩見岳の南側/南アルプス)
 ・雁坂峠(雁坂嶺と水晶山の鞍部/秩父山脈)

〇日本三大急登

 ・ブナ立尾根(烏帽子岳/北アルプス)
 ・西黒尾根(谷川岳)
 ・黒戸尾根(甲斐駒ヶ岳/南アルプス)

〇北アルプス三大峠

 ・ブナ立尾根(烏帽子岳)
 ・早月尾根(剱岳)
 ・合戦尾根(燕岳)

 う~ん、いろいろあるものだ。自分が登ったことがあるのは、まだ富士山・立山・雁坂峠・西黒尾根・合戦尾根だけだ。

 どんなに登っても終わりがないのが山登りの醍醐味なんでしょうね。

2018年9月18日 (火)

映画『春を背負って』(2014)

 3連休のまったりタイム、以前購入したDVDで映画『春を背負って』を観る。

 監督・撮影は、映画『剱岳 点の記』でメガホンをとった木村大作。松山ケンイチが主役を務め、蒼井優、檀ふみ、小林薫、豊川悦司らが周りを固める。舞台は原作と異なり立山であるが、何度も繰り返して観るたびに、その奥深さを感じることのできる映画だ。この映画の良さは、一度だけの視聴では理解できない、噛めば噛むほど味のあるスルメのような映画だ。

 内容は、松山ケンイチが一流企業を退職し、山小屋の主人として成長する物語なのだが、映画の中の一言一言が哲学的で、自分のこれまでの生き方を振り返りさせられる映画だ。

 以前、当ブログでも書いた映画『海街diary』と同じように、休日でまったりしたいときにぴったりの映画である。

 何も、せかせか生きることはない。一歩一歩負けないように、自分の足で歩いた距離だけが本物の宝になるんですよね。

 原作は後から読んだ。おすすめである。こちらも映画とは異なるストーリーであっという間に読み終えてしまった。続編を期待してしまう。

2018年9月17日 (月)

山での出会い~ご縁を大切に~

 先月、雷鳥沢のテント場で知り合ったおじ様方のパーティ、実家近くのお蕎麦屋さんのマスターと知りびっくり。決して意図したわけではないのに奇遇である。せっかくお店の場所を教えていただいたので、帰省した際にお店に寄らせていただいた。

 やはりお店でマスターが打った手打ち蕎麦は違う。自分の場合、仕事で外回りの時はラーメン屋さんに寄ることが多いが、これからはお蕎麦屋さんめぐりももいいかもしれない。

 マスターとゆっくりお話ししたかったので、お店には忙しい時間を外して入る。笑顔の素敵なマスターと山談義。マスターは毎月テントを背負って各地の山に入っているという。自分なんか足元にも及ばない。いろいろ教えていただいた。

 悲しいかな、こちらはサラリーマン。マスターが登るときは休みの関係でご一緒できない。しかし、年明けに休暇を合わせて雪山にご一緒させていただく約束をした。

 一般的に、山での出会いはその時限りとなるのが普通であり、それがマナーだと信じていたが、不思議な出会いもあるものだ。

2018年9月 8日 (土)

ラジオの力~身近な場所にラジオを置こう~

 今回の地震で亡くなられた方や被害に遭われた方に心からお悔やみ申し上げるとともにお見舞い申し上げます。

 北海道胆振東部地震発生した夜、車の中でNHKのラジオを聞きながら帰宅した。その時、アナウンサーは被災地に向けて静かな声で、被災された方々へのアドバイスや励ましを呼びかけていた。その日の晩、夜中にふと目を覚まし、布団の中からラジオをつけると、ラジオは被災地に向けて、被災地の方々に向けて励まし続けていた。

 思えば東日本大震災の時、私は図書館にいた。上からはハードカバーの本が降り、足元には崩れた本の山となった。その危険からすぐに閉館となり、帰宅せざるを得なくなった。しかし、駅についても構内には入れず、結局、近くでレンタカーを借りて帰宅したのだった。

 その時も、車の中でラジオをつけると、どの局も通常の番組から切り替え、聴取者に向かって、アナウンサーの落ち着いた声で励ましやアドバイスを繰り返し呼び掛けていた。

 最近は、テレビが安価になり、一家に一台ではなく、複数所有している家庭も多くなっている。また、何か事件や事故が発生すると、テレビをつけて最新情報を得ている家庭も多いはずだ。テレビ放送の場合、被害の状況を映像で放送し、最新情報はテロップで伝達することが多い。しかし、ラジオはテレビと比較し、柔軟な放送体制をとることができる。その機動力を生かし、被害に遭われた方々への気遣いや励ましを「直接、声で放送」することができる。そのラジオからの呼びかけが、不安な夜を過ごされている方々にとってどれだけ力を与えたことであろうか。

 正直、自分の場合も、何かあるとすぐにテレビをつけ、普段はラジオを聞く機会が少なくなっている。しかし、危機的状況の中ではラジオほどアナウンサーの落ち着いた声で聞く人に力を与えてくれる媒体はないと思う。

 ラジオには力がある。これからも身近な場所に必ずラジオを置いておきたい。

 東日本大震災の時、ラジオから避難所にいる子どもたちへの呼びかけとして何度も繰り返し放送していた曲。これは救助に向かう数多くの警察・消防・自衛隊の方々へのエールでもあり、大人の私も聞きながら涙がでそうになった。

 ”アンパンマンのマーチ”

2018年9月 5日 (水)

劔岳・立山登山を終えて~最終日第5日目 雷鳥沢キャンプ場・室堂・富山駅~

 午前2時、テントから這い出てみると満天の星空であった。まだまだ寝られると再び寝袋に入る。今回は、我が家で最も薄い寝袋を持ってきたのだが、平地は猛暑続きでも、やはりここは2500m近くの高地、3シーズン用のダウンシュラフの方がよかったかもしれない。

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 午前5時、テントのフライシートにたたきつける激しい音に起こされる。雨かと思い、窓のないテントからファスナーを開いてみると、晴天であったが、強い風が吹いていた。おそらく台風20号が近づいているためかもしれない。昨晩からラジオを聴いているが、あまり受信感度はよくない。むしろ携帯で調べたほうがよさそうだ。

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 現実逃避のために山に来ているにもかかわらず、携帯を開くのは苦痛だ。幸い着信はなかった。

 昨日と同じようにアルファー米にお湯をそそぎ、朝食を食べる。朝のコーヒーをとも思ったが、燃料不足のため断念。口をゆすいでテントをたたむ。

 午前5時45分、雷鳥沢キャンプ場出発、横風が強い。時折吹く風に何度も体が飛ばされそうになった。室堂バスターミナルまでの道は整備されているが、もし稜線上だった場合は、こういうときに滑落するのであろう。、

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 これまで何度も見てきた「みくりが池」、朝日を浴びてとても幻想的で神々しい。

 午前6時50分、立山バスターミナル到着。「立山玉殿の湧水」で水をがぶ飲みする。ここは日本で最も高い場所からの湧き水だ。

 8時発の立山高原バスに乗り、美女平をめざす。

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 立山ケーブルカーに乗り継ぎ、立山駅へ。大きな荷物のため、何人の人に頭をさげただろうか。このケーブルカーも黒部ダム建設に、大きな貢献をした。

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 無事、立山駅到着。一人下山祝いでかき揚げソバをいただく。

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 お疲れさまでした。

 さて、今度はどこのお山にのぼりましょうか。

2018年9月 3日 (月)

立山縦走 4日目午後~雄山山頂・室堂・雷鳥沢キャンプ場(2泊目)~

 立山とは「神の立つ山」と言われている。登頂した際には、山頂のお社でご祈祷とお祓いを受けることを目標にしている。ご祈祷の前の待ち時間に好きなだけ写真を撮らせてもらう。本日は絶好の登山日和だ。

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 社務所脇にある一等三角点、もちろん「三角点タッチ」はお約束。

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 のんびり時間を過ごし、下山する。小学生たちの学校登山のグループが先に下山していた。一緒に下りながら、日本の将来を担う子どもたちの成長を祈る。

 山頂からは、槍ヶ岳、穂高、笠ケ岳がよく見える。

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 一の越小屋を眼下に臨む。小学生の子どもたちは、ここで昼食休憩のようだ。私は先を急ぐ。

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 13時5分、祓小屋到着、のんびり景色を楽しむ。思えば、よくここまで下ってきたものだ。

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 このあたりは登山道が整備されている。観光客も安心して歩くことができる。

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 13時40分、重要文化財「立山室堂」到着。現在は宿泊できないが、1980年代までは実際に宿泊できたそうだ。隣には立派な宿泊施設が立っていた。

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 室堂の中はミニ博物館となっていた。すみずみまで見学し、次を急ぐ。

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 立山は地上の楽園、実に美しい。登山のみならず、観光でも来たいものだ。

 山崎(やまさき)圏谷、見事なカール地形だ。もちろん天然記念物。

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 みくりが池、時間によってさまざまな美しさを見せてくれる。

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 14時20分、エンマ台に再訪する。こんな地獄に落とされたらたいへんだ。日頃の行いを正しくしなければいけませんね。

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 血の池地獄、池は酸化鉄で赤いが、池よりもイラストのほうが恐ろしい。

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 タテヤマリンドウの群生地、富山の薬売りは、これを胃腸薬として全国を旅したそうだ。それもまた素敵な生き方だ。憧れます。

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 山崎圏谷、何度見てもほれぼれする。

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 テント場に戻る前に、雷鳥沢ヒュッテで温泉をいだたく。2日ぶりのお風呂、ここでも別の意味の極楽を味わう。

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 16時30分、雷鳥沢キャンプ場到着、テントの中からの立山遠望。こういうチラリズムもいいものだ。

 19時就寝。普段なら仕事の時間だが、今夜はゆっくり休めそうだ。

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2018年9月 2日 (日)

立山縦走~第4日目午前 富士ノ折立・大汝山・雄山~

 8月22日午前3時半、雷鳥の鳴き声で目を覚ます。鎮痛剤の威力は素晴らしい。前日にあれだけ歩いたのに、普段なら大騒ぎする筋肉痛がほとんどないのだ。

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 単独行でテント泊となると何に重点を置くかが分かれる。私の場合は、安全対策に力を入れてしまうため、どうしても食事関係は手薄となってしまう。

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 普段ならオプチマス123Rを使用するのだが、今回は軽量化を図り、トランギアのアルコールバーナーを持参した。アルコールバーナーを点火してお湯を沸かし、アルファー米の袋にそそぐ。アルファー米であれ、山でお米を食べないと力が出ない。アルコールバーナーは軽くてよいのだが、風が強いと、燃料の消費が特に激しい。テントの中で使用した場合、万が一ひっくり返すと、テントの中が火の海になる。バーナー・ストーブ問題は、今後さらに検討する必要がありそうだ。

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 午前6時、雷鳥沢キャンプ場を出発する。計画書では別山、立山、浄土山の立山三山を縦走する予定であったが、立山(富士ノ折立・大汝山・雄山)のみを縦走することに変更した。

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 大走りルートを登る。静かな登山道である。すれ違う人はほとんどいない。途中、ガレ場もあるものの、適宜休憩をとりながらゆっくり登る。昨日と違って、途中の植物を愛でる余裕もある。

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 天気もだんだん回復してきた。「急ぐ旅ではござらん」と、自分に言い聞かせながら静かに登る。

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午前8時45分、別山からの合流点到着。

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 氷河や景色を眺めながら、神秘の山を静かに登る。「その人を山好きにするなら、立山に行け」と言うそうだ。納得である。

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 360度の展望を満喫する。

 9時50分、立山の一つ、「富士ノ折立」到着。ザックを下ろして2999mの頂上に登る。

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 眼下には、針ノ木岳、黒部湖が鎮座している。 

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 ジャングルジム感覚で、軽く岩登り、童心に戻る。

 次の目標は、大汝山。ここにある大汝休憩所は、映画『春を背負って』のロケ地、菫(すみれ)小屋として登場している。 

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 10時40分、2座目の大汝山山頂

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 雄山までのみちのりは、まだまだである。

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 11時10分、雄山到着。

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 社務所前には、小学生たちが集合している。地元富山では、立山に登って一人前という風習があり、いまでも学校登山が行われている。なかなかうるさい時代で先生方も大変だろうが、ぜひこの伝統文化を維持してもらいたいものだ。

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 雄山社殿にてお祓いを受ける。

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 社務所で山バッチと御朱印を拝受し、下山道へ向かう。

 下界に戻ったら、きっといいことがあるでしょう。

2018年9月 1日 (土)

剱岳チャレンジ~第3日目午後 剱岳山頂から雷鳥沢キャンプ場~

 8月21日9時50分、念願の剱岳の山頂到着。約1時間ほど山頂に滞在し、たくさんの写真を撮影する。中には寝ている人、ドローンを飛ばして撮影している人など様々だ。

 名残惜しい山頂を後にし、下山を開始する。

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 私の場合、下りが苦手である。登りは、比較的早く登ることができるのだが、下りとなるとガクンと速度が落ちてしまう。

 下りの難関は「カニのよこばい」だ。前の晩、小屋のオーナーから渡り方を伝授してもらっていたにもかかわらず、最初の右足が出ない。「体を鎖から離して下を見れば足場が見える。」と、頭ではわかっていても、本能的に鎖にしがみついてしまうのだ。そのような姿勢で右足を伸ばしてステップを探っても届かない。ここで、朝から腰にぶら下げているカラビナ登場となる。カラビナを鎖と連結させ、静かに渡る。

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 なんとか無事通過した。ほっとしている時間はない。まもなく約15mのはしご下りとなる。ここも慣れていないと恐怖を感じる場所だ。「しっかりつかまりながら一歩一歩」と何度も自分に言い聞かせるのだが、そういう時に限って「手を離せば落ちるのだろうな」などという邪念が湧き出てくるのだ。

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 しばらく、ガレ場続きとなる。ガレ場は、私の苦手とする場所だ。一歩一歩足を滑らせないように慎重に歩いても、変なところで浮き石で足を滑らせてしまうのだ。

 続いて「平蔵の頭」。

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 今度は、「前剣の門」となる。ここもなかなかの登りだ。

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 前剣を過ぎると、ガレ場も落ち着く。しかし、足が少し痙攣し始めた。ガレ場を歩く際に無理に足を踏ん張り続け、疲れが出てきたようだ。

 一服劔を過ぎると、昨日お世話になった剣沢小屋が見えてくる。小屋が見えてからが遠い。歩けど歩けど、なかなか到着しないのだ。

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 14時20分、剣沢小屋より手前の剣山荘到着し、コーラを一気に飲み干した。小屋の中からは、多くの元気な声が響いていた。一般的には、このあたりでもう一泊して下山するのだろうが、今夜の宿は、まだまだ先の雷鳥沢キャンプ場である。

 左手に剣沢小屋をみながら、ひたすら歩く。テン場まではまだまだ遠い。

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 登山道も安定してきた。植物を撮影する余裕もできてきた。

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 チングルマ、花の時期は過ぎてしまっていたようだ。

 16時30分、劔御前小屋到着。小屋の前でくつろいでいた女性たちから、「足、大丈夫ですか、今日はここで泊ったほうがいいよ。」と声をかけられる。よほどヨタヨタ歩いていたのだろう。心がゆれる。御前小屋に尋ねると、部屋に空きがあるとのことだ。財布の中には一泊する程度のお金は入っている。

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 小屋番の方と相談した結果、日の入りまでまだ時間があるので、休憩を短めにし、下山することにした。

 小屋でジュースを購入。懐かしい、「エネルゲン」だ。今回は行動食にナッツやドライフルーツ等を持ってきたが、ある意味「シャリばて」だったのかと思う。次回への改善点として、糖質と脂質だけではなく炭水化物も持参することにしよう。

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 休憩もそこそこにし、雷鳥坂を下る。まもなくするとテン場も見えてくる。釣りの世界では「見える魚は釣れない」というが、山の場合は「見えるテントは着かない」とでもいうのだろうか。つづら折りの坂をひたすら降りる。歩けど歩けど到着しない。パラグライダーでもあればとも考える。

 18時20分、雷鳥沢キャンプ場到着。夕日を浴びる立山が美しい。

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 マイホーム到着。誰かが待っているわけではないが、テントは無事であった。

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 早速、汗臭いシャツを着替る。下界は猛暑日とのことだが、ここは少し肌寒い。上にフリースを羽織る。簡単に夕食を済ませ、テントにもぐり込む。寝る前に足に鎮痛剤を塗る。密閉されたテントで目に染みる。持参したウイスキーをお湯割りにし、すぐに寝てしまった。

 行動時間、休憩を含めて14時間であった。時間がかかり過ぎだ。自分の場合下りとガレ場に時間がかかる。まだまだ修行が足らないと改めて実感した。

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