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2018年11月14日 (水)

ガンバレ、特定郵便局!

 出張の道すがら、あえて小さな特定郵便局で年賀状を購入した。今年は仕事も減らし、年賀状を印刷する時間もできそうだ。

 私は、特定郵便局が好きだ。実は今は亡き母方の「実の祖母」(私の祖母は、母が高校生の時に亡くなり、その後、後妻となる祖母がいたため、このような表現となっている)の実家が今でも特定郵便局を経営しているからである。

 実は、祖父の葬儀の際に母の従弟の局長さんとお話をすることがあった。当時は小泉内閣の郵政民営化の嵐の中で、特定郵便局への批判が強かった。具体的には、郵便局長の世襲問題、採用時の特定郵便局枠などである。

 今でも祖母の実家は田舎の街道筋にある。しかし時代を遡れば、明治維新後に政府が郵便制度を整えるためにわざわざ役人がやってきて、郵便局を開いてほしいと直接頭を下げられたという。そこで自分の財産である家の土地と建物を国に拠出して、特定郵便局(三等郵便局)を開いたそうだ。

 その後、鉄道が引かれ、結果的にその郵便局は駅から離れた場所となってしまったが、今でも頑張っている。それはなぜか。それは、その地区の人たちのためだからだという。

 「郵便局の営業権を持って駅の近くに移転すれば、確かに売り上げを伸ばし利益を得られるかもしれない。しかし銀行もバスで行かなければならないような街だからこそ、今の場所から郵便局がなくなったらどうする。この地区の年寄りたちはどうする。」

 と言って、母の従弟である局長は怒っていた。確かにその通りである。フリードマンの経済学の矛盾、言い換えれば市場原理ばかりを優先する「フリードマン馬鹿」は、選挙の際に大衆からの指示は得られかもしれないが、後になってその矛盾が私たちの市民生活に及ぶことまでは説明しないのだ。以前から市場原理主義の矛盾を指摘していた宇沢弘文教授を、私は支持している。

 母方の「実の祖母」の実家だからこそ、孫の代となると縁が遠くなってしまっているが、それ以来、私も何かと郵便局を利用する際は、できるだけ特定郵便局を選ぶようにしている。しかし、残念ながらたくさん貯金することだけは、いまだに協力できないでいる。

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コメント

特定郵便局?
ネットで検索したら、
>いわゆる本局と呼ばれる大きな郵便局が普通郵便局
と書いてありました。これが正しい解釈であれば、私は普通郵便局より、特定郵便局の方が好きです。いつも会社の近くで利用するのは、特定郵便局。会社の近くには、2か所あり、あっちへ行ったら、次は、こっち、と交互に利用。
普通郵便局は、1か所あって、これはキャッシュコーナーが朝7時から開いているので、便利だから通勤途中に(お給料日には朝一で・・・)。
もちろん、年賀状は、特定郵便局から、買ってください郵便が来るので、それぞれ、半分ずつ、購入いたしました。
貯金の方は、私も貢献できないので、古切手を持って行ったり、会社の切手や収入印紙を購入する時に利用!
アットホームな関係が好きです

グッピーちゃん、コメントありがとうございます。
そうそう、街の小さな郵便局が特定郵便局です。
民営化後はそう呼ばないそうですが、私は今でものその呼び方です。
商店のような郵便局です。
ぜひぜひグッピーちゃんも街の郵便局をかわいがってくださいませ。

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