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2019年2月19日 (火)

埼玉を題材とした、残念な「ドラマ」と「映画」

 2月22日から、映画『翔んで埼玉』が公開されるが、それ以外に埼玉県を題材としたドラマや映画は多数存在する。
 その中でも、特に残念なドラマと映画といえば、以下の2作品である。
①連続テレビ小説『つばさ』(2009年)
 私の出身地でもある埼玉県川越市を舞台としたドラマであった。私は仕事の関係で毎日観ることはできなかったが、そんな私でもたまに観ると、そのドタバタぶりに閉口した。両親は地元の「義理」で観ていたというが、もう二度と観たくないとのことだ。このあたりが再放送されない理由であろう。
②映画『のぼうの城』(2012年)
 和田竜原作の小説を原作とした映画である。埼玉県行田市の忍城を舞台とし、石田三成による水攻めについて書かれたもので、原作は肩ひじ張らずに楽しめる小説であった。しかし、映画はひどかった。
 成田成親に野村萬斎、美女とうたわれた甲斐姫に栄倉奈々、武勇の誉れ高い正木丹波守に佐藤浩市、そして石田三成に上地雄介と豪華なメンバーであったが、これまた単なるドタバタ劇で終わってしまった。

・・・・・・・・・・
 埼玉県川越市には、江戸城から移築された「家光誕生の間」や「春日局化粧の間」などが現存している。1989年に放送された大河ドラマ『春日局』に合わせて、観光地としての開発と整備も行われ、現在に至っている。言い換えれば、それ以降、まともな埼玉県と関係のある映画やドラマはないのだ。
 そこで川越市では、「2012年の大河ドラマに、江戸開都の恩人である太田道灌を据えてはどうか」とネットでの署名を集めている。http://www.city.kawagoe.saitama.jp/welcome/kanko_ta/doukan.html
 まあ、一言でいえば、「取り柄がないのが埼玉」なのである。・・・残念。
【追記】
上記記事の「のぼうの城」については訂正します。
私が映画館で観たときは、東日本大震災後の公開となり、石田三成の水攻めのシーンは津波を連想させるということで、大幅にカットされていました。
改めてレンタルショップで借りたDVDを観てみると、しっかりとした映画でした。
ぜひ、皆様もご覧ください。

 

 

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コメント

ご無沙汰してます。

反論になっちゃうのでコメントを遠慮していましたが、私は「のぼうの城」は好きですよ。
原作を読んで、こりゃあ映画も見てみたいと思いました。
映画(ただしTVで)も、ちゃんと原作通りだったんじゃないですかねえ。
佐藤浩市が重みのある良い演技だった気がします。少なくとも映画を見てガッカリと言う事は無かったです。ハイ。

ハル様、コメントありがとうございます。
私の周りでもハル様と同様に「おもしろかった」という人がたくさんいます。
どうしても、
「時代劇の役者は顔で演技をする」
というイメージが私にはあるので、無駄にセリフが多いとがっかりしてしまうのです。
せっかくここで話題にしたので、
週末レンタルしてもう一度観てみますね。

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