新田たつお『静かなるドン』
小学生あるある。
「授業中に暴徒が侵入し、それをやっつけて学校のヒーローになる。」
今となっては実に下らない妄想だが、私に限らず、多くのご同輩の方々も小学生の頃に抱いたはずだ。
とはいえ、この妄想は、男ならば何歳になっても心のどこかにあるはずだ。この潜在意識を開花させていくれる漫画がこの「静かなるドン」である。
昼間は下着メーカーで働く「ぼんくらデザイナー」である。その姿は愛嬌もあり、多くの同僚たちにも愛されている。
しかし、夜になると、その筋の人たちも恐れおののく「ヤクザの総長」に変身する。
もちろん、多くの美女とのロマンスもあるが、実は一人の女性を愛し続けている。
私を含めた、多くの「気の弱い平凡なサラリーマン」が憧れる姿だ。
108巻全てをそろえると、お金も場所も必要となる。私の場合、基本的に任侠映画や漫画は読まないのだが、この漫画はちがう。 というわけで、タブレットを使ってレンタルで読み続けている。一方、それにともなう課金が止まらない。現在、48巻504話まですすんだ。この後、どのくらいの時間とお金がかかるだろうか。
日本を下支えするサラリーマンの皆さん、この漫画を読んでお互い元気を出しましょう!
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