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2020年5月

2020年5月31日 (日)

思い出登山【山小屋の食事】(その1/全3回)

山登りの楽しみと言えば、絶景、人との出会い、そして山小屋での食事であろう。

そこで、過去の写真ファイルから、その小屋での食事を紹介します。

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【金峰山荘/奥秩父(平成27年8月)】
 ワインがでることで有名な山小屋。しっかりとした夕食でした。この日は、信濃川上駅からバスやタクシーを使わず、ひたすら歩いて登ったのでヘトヘトでした。

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【薬師岳小屋/鳳凰三山(平成27年10月)】
 その日、北岳では初冠雪。鳳凰三山でも寒く、汗が冷えてガタガタ震えていたのが忘れられません。
 まあ、到着後すぐに着替えれば良かっただけですけどね。

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夕食、お正月サービスでおいしいお酒をいただきました。

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【介山荘/大菩薩(平成28年1月)】
 この宿は、使い捨てのお皿を使用する。
 アイゼントレーニングで入ったのですが、それを使うことなく下山となりました。

 つづく

2020年5月29日 (金)

アフターコロナへの対応~【山岳四団体からの声明】を受けて~

 令和2年5月25日、日本山岳・スポーツクライミング協会、日本勤労者山岳連盟、日本山岳会、日本山岳ガイド協会の山岳四団体から「政府の緊急事態宣言全面解除を受けて山岳スポーツ愛好者の皆様へ」と題する声明が発表された。そこで前回の日本山岳医療救助機構からの発表と比較し、検討を加えることとする。

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 尾瀬(記事とは関係ありません)

 具体的に、「『自粛』要請解除後の登山・スポーツクライミング活動ガイドライン」として以下の8点を挙げている。

1.近距離(100km圏内程度)でできるだけ都道府県を跨がない日帰り登山から始めましょう。
2.体調不良(平熱を超える発熱、悪寒、倦怠感、息苦しさ、咳等)での登山は止めましょう。入山後にコロナ感染発症すると命に関わり、救助隊、収容先地元医療機関に多大な迷惑を及ぼします。
3.登山は、少人数で行いましょう。(パーティーは、当面5名以内で。)
4.自粛期間中、季節や地震による山容の変化、登山道の荒廃など思わぬ危険が潜んでいます。十分な登山ルートの下調べと地図、コンパスの持参、登山届けは必ず提出し、家族にも残しましょう。
5.登山中でもマスクを着用しましょう。マスク着用時は、熱中症及び脱水には十分留意し、こまめに水分摂取を心がけましょう。
6.登山、クライミングジムでのソーシャルディスタンスを守りましょう。
  一般的には2メートル前後ですが、登山中の場合は、さらに距離が必要と言われています。また、クライミングジムでは建屋構造、利用人数等で制限がありますので、ジムの指針に従ってください。
  咥えロープ、滑り止めなどもジムの方針に従ってください。
7.登山山域内での買い物や、下山後の呑み会等も地元住民への感染防止の観点から控えてください、食材、飲料、緊急食などは出発前に揃えておきましょう。
8.自粛中に衰えた筋力、体幹を鍛えましょう。

・・・・・・・・・・

【考察】

 5月24日に山岳医療救助機構からの発表と比較し、より具体的になった部分と医療部分以外の留意点を示したものとなっている。

1について
 近距離ということで、具体的に「100km圏内程度」とし、「都道府県を跨がない日帰り登山」からの開始を求めている。100kmというのは、北海道を意識しての数値であろう。都道府県を跨がないことも条件となると、高い山のない千葉県の登山者気の毒でならない。しかし、結論としては、自粛生活での体力低下を不安視することから、やむを得ないと考える。
2について
 当然といえよう。
3について
 パーティーの人数を「当面5名以内」とした。単純計算でも先頭と最後尾との距離が8mとなる。平坦な道ならば問題ないが、山道となると休憩時の場所や山頂でのスペース等の問題において疑問が残る。
4について
 自粛期間中における登山道の荒廃に留意することを求めている。登山道の荒廃については、十分に注意しなければならないことである。
5について
 山岳医療救助機構と異なり、常時のマスク着用を求めている。酸欠や熱中症のことも考えると、むしろリスクがあるのではないだろうか。難しいと言わざるを得ない。
6について
 登山中のソーシャルディスタンスについても、2メートルよりも「さらに距離が必要」としている。これは風による広がりを防ぐことを考慮した結果と思われる。3とも関連するが、先頭と最後尾の距離が離れてしまうとなると、チーフリーダー、サブリーダーの技量が問われる。
 クライミングジムについては、「ジムの指針に従って行動」とし、一律に不可としなかったことは評価できる。延期されたとはいえ東京オリンピックの正式種目となり、競技者人口の増加に水を差す結果とならず、好ましい判断といえよう。
7について
 従来は、登山山域内での買い物や呑み会を実施していたが、これも不可となる。これは地元経済への返還という意味も含んでいた。地元の方々や地元の医療機関への配慮と理解しつつも、なかなか厳しい判断といえよう。
8について
 最終的には、ここに落ち着くことになるだろう。自粛生活による体力低下は、事故につながる。登山は地味なスポーツであるが、体力を必要とする。メジャーなスポーツと異なり、トレーニングジムで鍛えることがすくないが、新型コロナウィルスの流行が長期化するよそうなので、少しずつでも体力を強化・維持させる必要があるだろう。

【まとめ】

 全体的に厳しいと言わざるを得ない。人数の制限である「当面5名以内」については、今後、旅行会社の主催するガイド付き登山や、さらに学校行事としての林間学校や遠足等の教育活動にも影響がでると予想できる。特に地域によっては学校登山が伝統行事となっている。その行事の中断は、今後の学校行事に影響を及ぼすであろう。
  マスクの常時着用については非現実的で、大いに疑問が残る。冬山ならば考えうるが、高温多湿の夏山においてマスク着用は熱中症等のリスクも発生しやすい。こまめな水分補給と休憩が必要だ。
 評価すべき点としては、これまでの登山自粛により、登山道の荒廃への注意を含めたことの意味は大きい。例年ならば地元山岳会による登山道の整備が行われいるはずだが、今年度は行われていない場所も多い。
 地域の人々への感染拡大を防ぐために、買い物や飲食の自粛は厳しい。すなわち「登山者は招かざる客」ということとなる。今までお土産屋さんで物を買い、飲食店があれば、そこでその土地の名産を食べることを楽しみにし、地元の人との交流や情報交換を楽しみにしていた者のひとりとして残念なことだ。さらに下山後の呑み会についても、「※山返し」という登山文化の意味もあった。
 やはり、新型コロナウィルス流行中の措置として、やむを得ないとは理解しつつも、全体的に厳しいと言わざるを得ない。この声明は、前向きに解釈するならば、まずは近場でマスクをして、遠回しには、登山そのものの活動を当面自粛せよということであろう。

 ※「山返し」とは
 山岳信仰の名残として、古来、山に登ると山の神様を連れてきてしまうと考えられている。そこで、下山後に呑み会や食事会を開催することで無事に下山できたことに感謝をするとともに、連れてきてしまった山の神様を山にお帰りいただく儀式のこと。「下山祝い」ともいう。いわゆる「精進落とし」のようなもの。

2020年5月28日 (木)

アフターコロナの登山活動【山岳医療救助機構】(その2/全2回)

 前回に引き続き、2020年5月24日に山岳医療救助機構から発表された「登山再開に向けた知識」について検討する。

なお前回も書いたが、この記事は私個人の分析・見解を含んでいるため、記事の二次利用についてはご遠慮いただきたい。

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 槍ヶ岳槍沢ルート(記事とは関係ありません)

4 宿泊

 ①テント泊
 従来の登山のマナーとしてテント泊の場合は、グループの中でテントの数を減らすことが求められていたが、今回の発表において「家族など同一世帯や、共同生活をしている人同士ならば同一テントの利用は、感染リスクを抑えられると考えられる」としているが、「テントは、一人一つ、が好ましい」としている。
 かつては、同一グループ内であれば男女を問わず一つのテントに宿泊してた時代もある。これは荷物の最小化とテント場の面積によるものである。また最近でも、キャンプ地の管理者からキャンプ指定地の面積の問題からできる限り同一テントに宿泊することが求められていた。とはいえ国有林などを借用したキャンプ地の面積拡張は難しいと思われる。

 ②山小屋泊
 山小屋は、日ごろ生活をともにしていない人同士が寝食を共にする場所である。また、滞在中に感染者がいた場合であっても、それが判明するのは下山後の検査となる。さらに感染者が発生した場合は営業中止にもなりかねない。山小屋は緊急避難所としての役割もある。登山者の自覚を基本とした対応策では不十分な内容といえよう。

 ・事前予約、持参品について
 最近では、山小屋に宿泊する際は予約をすることがマナーとされているが、実際には予約せずに当日に宿泊の申し込みをするケースも多々存在する。また前述のように山小屋には緊急避難所としての役割もある。そのようななかでソーシャルディスタンスを維持することが可能なのか疑問が残る。
 また、共用寝具は感染のリスクを高めることから、「寝袋を持参」することが一番の安全と示している。テント泊と異なり山小屋泊は荷物の軽量化を図り、長距離の移動を行うために有効のはずだが、荷物の増加は負担を増加させる。その点を理解しながら登山計画を再考し、宿泊しなければならくなってしまったことに、残念と言わざるを得ない。

 ・入館前に「マスク」着用、食事以外は寝るときもマスク着用
 高山病を防ぐためには、入館後に水分を多く摂取し、ゆっくりとした呼吸を繰りかえすことが必要である。通常より空気の薄い場所でマスクを着用せねばならないことは、登山者の安全を考えたうえで仕方がないとは理解しつつも、疑問が残る。

 この他にも
 ・入館後の手洗いの徹底
 ・ソーシャルディスタンスを保つ
 ・衣類や道具の共有はしない
 ・洗面所を感染源にしない
 ・食事・宴会においてもソーシャルディスタンス
 ・マスクをしての就寝
 ・スタッフを守る
 など示されている。

5 山で発生する病気の徹底した予防

 新型コロナウィルス感染の症状と、熱中症・高山病の症状は似ている。したがって「熱中症や高山病の場合、新型コロナウィルス感染を疑った扱い」をしなければならない。予防という点では理解できるが、医師でない者による現場での判断は難しい。自粛生活の長期化やマスクを着用しながらの登山となると、リスクも高い。最終的にはリーダーをはじめとする各メンバーの自覚と責任が必要となる。たとえリーダーであったとしても、メンバーの日ごろの生活まではなかなか理解できないものだ。リーダーはリスクを回避するためにも早期の中止や下山指示を出さねばならない。これが後日、事故が発生し、訴訟問題となった場合への対応とはいえ、その判断には不安がある。

6 新型コロナウィルス感染が疑われる/発生時

 37.5℃以上、咳や息苦しさがある場合は、新型コロナウィルス感染を疑う。

 ①山小屋で
 A入館前のスクリーニングで疑われた場合
  a 早い時間帯の場合は、フェイスシールドとマスクをして速やかに下山する。
  b 小屋に留まる場合は、別室を設けるか、屋外に張ったテントでの滞在となる。その際にはトイレと洗面所を他の人とは別にする。
 B滞在中に症状が出た場合
  隔離し、上記Aaと同様に対応し、滞在中に接した人を「濃厚接触者として扱う」ことが求められ、その人も隔離する。

 登山者の一人として、ここまでして山小屋に宿泊する必要があるのかと考えざるを得ない。これならば最初からテントでの宿泊として計画した方がよいのではないかと考える。山では常に濃厚接触者にならないことが求められることについては、頭では理解できるが、なかなか難しい問題でもある。

 ②登山中に発症

 ・自力歩行か可能な場合は、フェイスシールドとマスクをして速やかに下山する
 ・自力歩行が不可能な場合は、救助要請をする

 これもなかなか難しい問題だ。そもそも37.5℃以上で自力下山が可能かどうか、そして咳や息苦しさがある登山者にマスクを着用させての下山が安全かどうかの問題もある。さらに今後は、感染予防に各メンバーがフェイスシールドとマスクを持参した登山を求めねばならなくなってしまったことも新たな変化だ。
 山での発症を考えた場合、平地とは異なり救急車での搬送は難しい。これらのことを完全に理解しているが、そのことが登山人口の減少にもつながりかねない。登山活動の活性化を求めてきた自分としては、実に残念なことである。

7 怪我や体調不良の人に出会った時の対応

 応急処置を実施する際に、一番最初に行うことは要救助者に対する「声かけ」であるが、今後は偶然遭遇した要救助者に対して新型コロナウィルス感染を疑った対応が求められる。これは大きな変化である。

・傷病人が話せる時
 マスクを着用し、ソーシャルディスタンスを保ち、要救助者にマスクを着用してもらう。その後、必要となる質問を実施し、救助要請の要、不要を確認する。
・傷病人に声をかけてもはっきりした返答がない場合
 自ら感染予防ができない場合は、救助を呼ぶ
 自ら傷病人に接触して手当てをする場合は、マスク、手袋、帽子(バフなどで髪の毛と耳を覆う)カッパ着用、サングラス・ゴーグル・フェイスシールドを着用したのち、疾病人がマスクをしていない場合は、本人の持ち物で鼻口を覆い、自分が安全に行える範囲で応急処置を行う。
・感染リスクの高い応急処置
 心肺蘇生
 人工呼吸
 気管内挿関管
 高流量の酸素投与

 上記内容を見る限り、基本的に一般の人が救急法として学んでいることを実施できないと考えた方がよいだろう。これは大きな変化でり課題といえよう。山での事故は、発生件数の割合から考えると他のスポーツより少ないとされるが、一度発生してしまうと大きな事故となる。そのため、登山者は救急法の学習が必要となるが、従来の方法では対応不可となる。このことについては今後、日本赤十字社や消防などの各機関で検討することが求められる。

・・・・・・・・・・

【考察】

 救急法については、一般人の応急処置は、日頃から医療や救急関係に従事している人と異なり、民法上の「緊急事務管理」とされ、その要救助者に対する発見者の処置過程における過失責任を問われないこととされている。しかし、今回の新型コロナウィルスへの対応から、要救助者を発見しても、身内でない限り「何もできない」、「何もしない」ということが認められることとなる。法律上の責任を問われないことは当然だが、処置が遅れたことによる発見者への世間や遺族からのバッシングや、本人の良心的の呵責から守るまでの対応を求めたい。

 アフターコロナの問題は登山活動に限らず、今後多くの場面でその対応を変化させる必要がある。登山活動に限って例外は認められないというのも理解できる。しかし、簡単に言えば、「汗をかいても手で拭けない」レベルの変化だ。我々の義務として、この急激な変化に対応した知識を身につけ、対応を考えねばならないものの、それにも限界がある。早期に新型コロナウィルスに対応したワクチン開発や治療法の確立を待たねば、登山活動ができないのは残念なことである。

以上

2020年5月27日 (水)

アフターコロナの登山活動【山岳医療救助機構】(その1/全2回)

緊急事態宣言が解除され、各種競技団体から今後の活動に対する指針が発表されている。

登山活動においても、山岳医療救助機構から、「登山再開に向けた知識」が発表された。

詳細は、下記URLにて確認してもらいたい。

https://sangakui.jp/medical-info/medical-info-1414/

この発表を読み、自分なりにアフターコロナの登山活動として気づいたこと、変えねばならぬことについて2回に分けてまとめてみることとした。

なお、この記事の留意点としては、あくまでの私個人の分析であるため、実際に登山活動を実施する際は、日本山岳救助機構のHPから直接確認・判断をしていただき、この記事からの2次利用はお遠慮くだいますようお願いします。

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〇 全体的構成

新型コロナを「うつさない」、「うつらない」という点で計画・移動・登山中・宿泊・予防・発生時・体調不良者発見・対応・グループ登山・救助要請時の9項目にまとめられている。今までの「登山の常識と」呼ばれているものから、全体的に変化している。

1 登山を計画する

(1)行先の決定

 ・難しい山やルートは選ばず、より安全に行ける山やルートに留めます。

 ハイキングと登山の違いを述べた場合、登山の場合はアルピニズムの考え方から、より高く、より難しいルートを目指すことが目標となる。しかし、今回の発表では、そのような未知への探求心や、チャレンジ精神は勧められないということであろう。ハイキング、レジャーとしての登山に留めねばならないというのは、「アルピニズムによる憧れをあきらめよ」とも読み取ることもできる。

(2)自分の体調確認

 登山前の体温測定、新型コロナウィルス感染者と接触した場合の登山の延期勧告であり、当然のことといえよう。しかし、特に初心者のケースに多いのだが、登山前日に緊張感と不安から体調を崩してしまう人もいる。そのような方と行く場合には、新型コロナウィルスの問題と分けて注意が必要となる。

(3)誰と行くか

 感染リスクを抑える目的から、家族など同一世帯、共同生活をしている人同士、どうしても難しいければ、少人数グループ、かつ同じメンバーといくことを勧めている。最近では、ネットで知り合った相手と待ち合わせをし、お互いをハンドルネームで呼び合い、本名もしらない即席のパーティーで登山をするということもある。そのような方は十分に注意をしてもらいたい。

(4)登山形態

近郊の登山からはじめて段階的に宿泊登山に移行することを勧めている。すなわち段階的に感染防止策を図ることを目的としている。これについては、自粛生活からの体力的な負担を減らす目的と考えるならば、当然といえよう。

2 家から登山口まで

(1)マイカーの利用

 同居している家族の同乗ならば感染リスクを減少させるが、日ごろ共同生活をしていいない人同士の場合は、感染リスクが考えられるので公共交通機関の利用と同様に対応する。しかし、同居していないからとして友人・知人と同じ車に乗る際に、このような対応は難しいのが現実であろう。

(2)公共交通機関の利用

 3蜜回避のため、車両の窓の開放、マスクの着用、アルコールジェルの携行(60%以上)、フェイスシールドの有効性を勧めている。この点は、想定の範囲内といえるが、なかなか難しい。丹沢などに登る際は、ヤマビル対策にアルコールを持参するが、登山の場合は日常生活と比較して、多少不衛生なことを自覚して行うが、ここまでしなければならないのは残念である。

3 登山中

(1)携行すべき装備

 マスク(バンダナ、バフ等)・アルコールジェルジップロック(ゴミ袋用)・ティッシュまたはトイレットペーパー

 これらは、アフターコロナの追加装備として日常生活においても加わるものであり、当然のことだが登山中もとなるとこれも難しい。

(2)マスクとソーシャルディスタンス

 ・ソーシャルディスタンス
 登山中のソーシャルディスタンスとして2m以上離れることを勧めている。しかし、登山活動に求める場合、これではパーティ全体の列がかなり長くなってしまう。
 リーダーは、登山活動中に各メンバーの顔色や体調を気遣いながら登ることが求められる。この方法を実践するとなるとメンバーの体調や技量の把握は困難となる。さらに、列が離れると行動時間も長くなりがちであるため、実際に登山活動を想定した場合は、メンバーは2~3人程度少人数に限定されしまうのではないだろうか。私の場合は、通常5~6人であるため、検討の余地があるように思われる。

 ・マスクの着用
 マスクの着用については、常時着用する必要はなく、混雑時と人とのすれちがい時の着用を勧めている。また中国でのマスク着用時による酸欠死亡事故の報告から、マスクを着用したままの登山には危険がある。そのことから、ゆっくりしたペースで負荷を抑え、すれ違い時の待機時間を考慮に入れた余裕のある計画を求めている。また今までは、待機時やすれ違い時には他の登山者への声掛けを行っていたが、今回の発表では、「声かけを控え、笑顔や会釈、手をあげるなど」で表現することを求めている。登山中の他の登山者への挨拶というのは、先行者からのアドバイスを受けたり、遭難者発見のためにも必要かつ大切な文化であったが、今後はこのような変化を求められる。体力的にもハードな中、登山中の声掛けは一つの励みでもあり、すがすがしさでもあったが、この点の移行には従来から登山をおこなっていた者としてさみしさを感じる。

 ・手指消毒
 60%以上のアルコールでの手指消毒だが、山は水が限られている。そこでアルコールのみの手指消毒となる。また消毒すべき時は、鼻をかむ、咳やくしゃみの後、トイレ使用後、水道使用後、食べる前、ゴミに触れた後、鎖場や梯子を通過した後、ロープやカラビナなどの共有装備を使用した後と示されている。
 水道といっても、山小屋の中には天水(雨水)や沢の水を使用している場所も多い。そのような水道の使用後というのは、考え方としては当然なのかもしれないが、これも大きな変化といえよう。またロープやカラビナなどを使用した後も消毒を求めているが、これまで山の常識として多少不衛生なことを受容して扱ってきた。しかし、そのたびに消毒となるとなかなか難しい。おそらく湧き水から直接手を洗った場合は、その消毒は不要なのではないだろうか。

 ・登山装備やギアの消毒

 登山装備には洗濯が可能なものと、難しいものとに分けられる。そこで今回の発表では、消毒できる資機材・消毒が難しい資機材・洗えない資機材とに分類しそれぞれの対応策を具体的に示している。基本的には洗濯を基本とするのだが、難しいものについては0.1%の次亜塩素酸ナトリウム液で1分以上の浸した後の水拭きをおこない、洗濯や消毒の難しい羽毛や革製品については「7日間経過してから、再使用」することを示している。留意点としては、プラスチック製品へのアルコール使用や、損傷や変色、接着剤の劣化を招く可能性があるため、素材を傷めないために塩素ベースの消毒剤を勧めている。

 ・クライミングについて

 前述のとおり、ロープやカラビナなどの共有機材については、感染リスクが高い(一方、岩やホールドからの感染リスクは不明)と示している。さらにロープを結んだり、狭いテラスや終了点などでは、ソーシャルディスタンスの確保が難しい。特に、実際のクライミングではしばしば使われるロープやギアを口にくわえる行為やはリスクが高めるとして注意を要すると示している。そのため、マルチピッチクライミングからボルダリングやトップロープでの意向を勧めている。岩やホールドからの感染リスクは、具体的データが少ないため不明としているのだろうが、今後さらに規制されることが予想される。現在の状況では、なかなかクライミングを実施することは難しいといえよう。

(その2に続く/全2回)

2020年5月24日 (日)

思い出登山【大門沢下降点】~令和元年8月~

山に登ると、慰霊碑を数多く見かける。

ここの慰霊碑は、登山者への道標も兼ねている。

確かに、このあたりは迷いやすいルートだ。

ハイマツ帯の限界であり、下りとなるとどこから入ってよいのかわかりずらい。

悪天候であれば、なおさらである。

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 木村将也 25才

  昭和43年1月4日
  吹雪のため下降点を
  確認し得ず此の地に
  ビバークしこれより下方
  縦走路にて力つき永眠す

    父 木村長三
    母 木村かつ
  千葉県銚子市
   銀嶺山岳会

 昭和43年7月28日建立

山で慰霊碑を見るたびに、いつもこの言葉を思い出す。

親を亡くした子供を孤児という。
 伴侶を亡くした人を、寡夫、あるいは寡婦という。
 子供を亡くした親を呼ぶ言葉はない。 なぜだろう

 「その痛みは言葉に尽くせないからだ。」

  ~<9・11>テロの追悼式典での
          ニューヨーク市長の言葉~

これは、英語でも日本語でも同じだ。

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死してなお
 しるべになれよと 祈る父母

鎮魂の鐘と、黙とうをささげた。

2020年5月23日 (土)

さよなら「エスティマ」~17年間ありがとう~

今月で車検切れとなる我が家のエスティマが廃車となる。

車検を通すとなると30万円ほどかかるという。

昨年は、1年点検で20万円ほどかけて修理した。

思えば17年間、195,000㎞もよく走ったものだ。

飼い主によく似て、リッター7㎞という大食いだが、無くなるとなるととてもさみしい。

かつては、家族や仲間を乗せていろいろなところに出かけたが、今は乗る人も私しかいない。

来月からは電車通勤となる。

私の勤務先は、田舎なので電車のつなぎが悪い。

幸い自動二輪の免許も持っているのでカブの125㏄というのも考えたが、なかなか先立つものがない。

車に長く乗っていると、そのありがたさを忘れてしまいがちだが、最後の日にはお神酒、米、水をお供えして送り出したいと思う。

今までほんとうにありがとう。

2020年5月22日 (金)

思い出登山【北岳・間ノ岳】~令和元年8月~

 日本で一番高い山を答えられない人は、おそらくいないだろう。しかし日本で2番目に高い山を答えられる人は、そう多くはない。それが南アルプスにある「北岳(3193.2m)」である。

 南アルプスは、学校の教科書では「赤石山脈」と書かれているが、現在では「南アルプス市」と名付けられた街も生まれ一般的にな名称となっている。この山域は、世界でも屈指の隆起を続け、現在でも年間4mmずつ高くなっている。さらに同山域には、間ノ岳(3189.5m)もあり、2014年の国土地理院の測量で北アルプス(飛騨山脈)の穂高岳とならんで日本第3位となった。

 南アルプスは、北アルプスの岩稜による美しさと異なり、岩稜帯の中に高山植物が多く咲き乱れ、そこから富士山を臨むことができ、根強いファンも多い。そこで、今回は日本で一番高い富士山を望む展望台を目指すこととした。

 甲府駅からバスに乗り広河原で降りる。途中プロドライバーでなければ落ちてしまうような細い道を進んでいくと到着する。そこから白峰(しらね)三山縦走がはじまる。

 初日は御池小屋で一泊した。ホテルのような山小屋だ。布団もふかふかで、初心者や女性も安心して宿泊できそうだ。しかし小屋内では北岳山荘付近で発生した落雷死亡事故の話でもちきりであった。白峰三山稜線上の落雷事故は過去にも多数発生している。そこで、朝食を弁当に変え翌朝は4時に小屋を出発することにした。

 7時に「北岳肩の小屋」に到着する。目の前の北岳を臨みながら大休憩をとる。バーナーでお湯を沸かしながら煎れるコーヒーは格別だ。

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 そこからもうひと頑張りで北岳山頂に到着する。ソロの登山は気楽でよい。仲間や友人たちと登るのもよいのだが、気を使わないのが一番だ。しかし、自由の反対側には責任がともなう。だからこそ単独登山は、慎重におこなわなければならない。

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 これが日本で一番高い展望台からの富士山だ。

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 北岳山頂看板。この看板は、しばしば落雷で壊れたりするそうだ。後方には、北アルプスが見える。

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 振り返れば北岳、なかなか気持ちのよい縦走路だ。

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 途中、ライチョウたちの歓迎を受ける。自然繁殖したというのではなく、手厚い保護活動によって繁殖したライチョウたちである。「慌てるな、まあゆっくり進め。」と言わんばかりにライチョウたちは、人をおそれることなく、のんびりと登山道を横断する。

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 つい長居をしてしまったが、次の間ノ岳を目指す。

 正午過ぎに日本第3の高峰、間ノ岳に到着する。ここにも多数のライチョウが戯れている。しかし、午前中の天気とは裏腹に、農鳥岳方面から雲が昇ってきた。先を急がねばならない。ここから先は、「農鳥オヤジ」に見られている。姿勢を正して、一気に農鳥小屋を目指す。

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 白峰三山は、魅力的で多くの登山者の憧れとなっている。また、ロングコースであるものの、時間をかければ初心者でも可能な山といえよう。この山域を歩くことができれば、この後は赤石岳、塩見岳などの山々を次の目標とすることができる。ただし、この山域は落雷事故が多発している。くれぐれも15時までには小屋に到着するよう、余裕をもって計画してほしい。

2020年5月21日 (木)

映画『今夜、ロマンス劇場で』(2018)

 過日テレビで放送された映画、『今夜、ロマンス劇場で』を録画で観る。私は、この映画は、映画館ではなくレンタルDVDで観たので二度目となる。

 映画の中のお姫様に恋をした青年(坂口健太郎)が、ある日突然スクリーンの中から飛び出したお姫様(綾瀬はるか)とのラブロマンスである。

 お姫様(綾瀬はるか)のセリフは、それも演技のひとつだと思うが、実に下手である。それが、この映画をおもしろくしている要素である。しかし、綾瀬はるかそのものの人柄であろう、映画の中でどんなに高飛車で、わがままで、人を見下すような態度を演じても、観る側は全く嫌味を感じさせない。

 やがて青年は年をとり、老人(加藤剛)となり、病院に入院する。看護婦からは「お孫さん」と呼ばれているが、映画そのままのお姫様(綾瀬はるか)は通い続ける。

 そして、最後は・・・。あとは実際に映画をご覧ください。とても素敵な映画です。

 純愛ものは若い人の専売特許のように思われがちだが、この作品はシンプルであり、あらゆる年代・家族全員で楽しむことができます。

 それにしても、綾瀬はるかさんって美人ですね。大ファンです。

2020年5月20日 (水)

思い出登山【あの「農鳥小屋」に宿泊】~令和元年8月~

 ネットで有名な「農鳥小屋」。中には「二度と来るものか」とボロカスに書いてあるサイトもある。なぜなら、いわゆる「農鳥オヤジ」は登山者を遠慮なく怒鳴り飛ばすことで有名だ。そうなれば、一度は泊まってみたいと思うのが人情であり、実際に泊まってみた。

 農鳥小屋は白峰(しらね)三山縦走ルート上にあり、具体的には北岳側から登った場合、間ノ岳(あいのだけ)と農鳥岳の鞍部にある。

 農鳥小屋の主である農鳥オヤジは「3時のオヤジ」とも言われており、小屋前のドラム缶に座り、登山者を双眼鏡でのぞき、監視、いや見守っている。小屋の門限は15時である。

 13時頃、間ノ岳山頂から下山を開始する。そこからすぐに農鳥小屋は見える。しかし、それまでは快晴であった空に、案の定農鳥岳方面から雲が登ってきた。

 実は、前日の16時過ぎに北岳山荘付近で落雷による死亡事故が発生していた。亡くなられたのは男子大学生とのことである。前日に白根御池小屋に泊まっていたのだが、その際にも落雷を目撃した人からその激しさについて聞いていた。「落雷3日」ともいわれるが、おそらくその日も雷雨になると予想できる。

 私は下りが苦手である。ヨタヨタしながら間ノ岳からの下りを歩いていたら、到着するやいなや農鳥オヤジから「ずいぶんとおせーな。」と笑われたが、「あんたはしっかりしている。」と褒められた。怖いもの見たさで小屋の予約した私としては、かなり拍子抜けであった。

 農鳥オヤジは、怒鳴り散らすので有名だ。その理由については、もちろん事前調査済である。要は、登山者としてしっかりとした装備と服装を準備すればよいのである。私の場合は、通常の装備に加え、特に注意したのはラジオと目立つ色のTシャツであった。私の場合は遠くから見えるように蛍光色のTシャツを着ていた。「これがいいんだ」とオヤジは笑う。「どこで買ったのか」と聞かれたので「ワークマンです。」と答えると、「そういうところのTシャツでいいんだ。今の登山者はやたらとブランド品で固めたがる。」と言い、さらに「これならヘリですぐに見つかるな。」と笑っていた。

 次に褒められたのはラジオだ。私の場合はSONYの登山ラジオを持参している。この日も午後には雷雲が立ち上り始めていたので、ラジオケースと一緒に肩に装着しラジオをつけながら登っていた。当たり前のことだが、ラジオは雷予報ができるのだ。近くに雷があれば雑音が入る。これでも私は小さな山岳会のリーダーをしているので、登山での落雷事故についてはかなり警戒している。山は平地と異なり、突然下から雷が突き上げるという事故も多数発生している。山頂付近は雷雲の上に出てしまうこともあり、その予測が難しいのだ。そこで事故防止のために市販されている雷警報器を購入しようかと考えたこともあったが、オヤジの笑顔をみてから「ラジオで十分」と考えるようになった。

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 農鳥オヤジの定位置(本人掲載許可済)。ここから登山者を双眼鏡で見守っている。隣に座っていらっしゃる方はスタッフの方。「奥さんじゃありません。」と力説していたが、それぐらいのことはわかりますよ(笑)。

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 俗に「ウケケケ」とも読める受付前のオヤジのポーズ。なかなかダンディーでかっこいいではないか。

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 15時を過ぎると、雷雲が小屋周辺に立ち込める。樹木や大きな岩のない北岳からの稜線には、落雷を避けるものがない。15時というのは農鳥オヤジが経験則から決めた登山者を守る門限なのだ。私もそれに賛同する。

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 農鳥小屋の夕食。すべてオヤジの手作りだ。ネットではいろいろ書かれているが、昔風味で、私はお代わりをした。

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 これもネットで有名な農鳥小屋のトイレである。
 ネチケットとしてネット上でトイレ内部を掲載することについては、はばかりもある。しかし、男の私であってもウワサのトイレということで、かなり不安であった。「財布などを落としたら二度と拾えない。」などとネットに書いてあったりもするので、下をのぞくと谷底と想像していたが、一応ワンステップ落下してから自然の中に消えるしくみだ。

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 翌朝の農鳥小屋。夜の間の雨も上がり、見事な快晴であった。6時に小屋にお礼と別れを告げ、西農鳥岳に登って行った。

 農鳥小屋については、いろいろ意見もあるが、普通の登山者であったら当たり前の装備をし、15時までの到着を心がければ全く問題はない。最近の山小屋では15時過ぎに到着することが当たり前になっている場所もあるが、白峰三山稜線は、他の山小屋と異なり、雷を避ける場所がない。だからこそ15時までに必ず到着してほしい。

 あと、宿泊記念にお勧めしたのは小屋オリジナルの手ぬぐいだ。オヤジのイラストと一緒にオヤジの口ぐせが書かれている。もちろん私も記念に購入したが、あのとき農鳥オヤジからサインをもらうべきだったと後悔している。興味のあるかたは、万全な装備と服装に加えて、油性サインペンも持参するとよいだろう。

 

2020年5月16日 (土)

"Singin' In The Rain "~PERSONZ~(1989)

自宅待機の休日となると、ふと昔を振り返ってしまう。

学生の頃、免許を取り、レンタル店から借りたCDをカセットに録音してカーステレオで聴いていた。

当時は、週末ごとに彼女と一緒に夜の首都高を走り回ってたりしていた。

彼女と言っても隣の部活で、付き合っていたといえば付き合っていたかもしれないし、友達といえば友達というフランクな関係であり、真面目と言えば真面目な関係であり、世間から指をさされるような関係でもなかった。

ある日の晩、「このまま京都まで行ってみる?」ということで夜通し国道1号線を走り続けた。

その時の車の中で、一緒に歌いながら何回も繰り返して聴いていた曲。

その後、学部の違う彼女とは別々の道に進み、卒業後は会っていない。それでも年賀状だけは続いている。

PERSONZの4thアルバム「DREAMERS ONLY」より”Singin' In The Rain

学生の時って、その時その時は楽しいんだけと、ふと未来に目を向けるととてつもない不安に襲われるんだよな。

そんな感情を、この曲を聴きながらお互いに共有していたのだろうな。

Dreams Come True
As Long As You Believe
One More Tryin' Tryin' Again
Don't Worry About It
I'm Always Dreamin’
I'm Always Dreamin’ "Singin' In The Rain"

2020年5月14日 (木)

涙腺崩壊の『深夜食堂(中国版)』(2015)

 私の場合、中国映画というとブルースリー、ジャッキーチェン、少林サッカーしか観たことがなかったが、現在見ている『深夜食堂(中国版)』には泣かされた。

 すでに原作のコミックにおいても全巻読了、日本版についても映画も含めて視聴済みであり、中国版を観るまでは、日本版の焼き直しと思っていた。しかし、その予想は大きく外れた。ネットの感想にも書いてあったが、2・3話ごとに涙腺崩壊、いや爆発させられる。

 日本版もよいのだが、アレンジした中国版の方が登場人物に親近感が得られ、感情移入がしやすかった。そこで私はあえて声を大にして「深夜食堂(中国版)」をお勧めしたい。

 出演者も中国版のほうが数段演技力が高いのではないだろうか。俳優たちの余計な説明を語らなくても相手に理解をさせる表情豊かな演技力、セリフもかなり泥臭さがなく、とても洗練されている。さらにカメラワークも素晴らしい。字幕であっても、一般的な中国映画にありがちな中国語のけたたましさは感じらず、静かにストーリーが流れていく。特にお勧めなのは、第2話「田麩ご飯」で森の歌姫・奇奇を演じたシュー・チャオの清純な美しさ、第7話の「特製ハンバーガー(別名:天使のハンバーガー)」の父親役のマーク・チャオ、そして子どもの楽楽(ルル)を演じたマー・チェンイーの演技力は見逃せない。

 しかし残念なことにネットの評判を見ると、日中両国においてかなり酷いコメントが続く。おそらくこれは、コメントをする人の反日・嫌中国というイデオロギーから勝手に書かれたものと推測する。これこそまさに「深夜食堂」というタイトルに反した「食わず嫌い」だといえよう。

 参考にYouTubeにアップされている動画を載せるが、これでは『深夜食堂(中国版)』の良さは伝わっていない。

 今宵も一人宴会されている皆々様、ぜひ、一杯やりながら涙腺崩壊させてください。

2020年5月12日 (火)

Tears For Fears ”Everybody Wants To Rule The World”(1985)

今日、ふと頭の中によぎった曲。

この曲には忘れられない思い出がある。。

中学、高校とがむしゃらに机に向かっていた時、ふとラジオから流れてきた曲だ。

しかし現実には、どんなに勉強しても成績が上がらず、ひたすらもがいていてばかりであった。

それでも、自分には夢があった。

All for freedom and for pleasure.
Nothing ever lasts forever.
Everybody wants to rule the world.
~日本語訳(意訳)~
  すべては自由で楽しい毎日のため
  この生活がいつまでも続くわけじゃない
  みんな自分の思い通りになる生活をしたいんだ

あの頃は、頑張れば何でできると思っていた。

あれからずいぶん時間は過ぎたものの、

結局は、しがないヒラリーマンにしかなれなかったけどね。

もう一丁、Tears For Fearsの曲から、

"Shout”(1984)

2020年5月 7日 (木)

「ヒロシ的生き方」のススメ~『チル・テレ』~

GWも終わり、今日から勤務開始となった。
グデグデの生活から、ネクタイを締めた生活に戻るのだが、
今回の籠城生活とGWの成果は、YouTubeの視聴であろう。

ヒロシさんのYouTube「ヒロシちゃんねる」は、以前からこまめにチェックしてきた。
彼の番組からは、アウトドア生活や、キャンプの楽しさは十分すぎるほど伝わってきた。

しかし、なぜ私に限らず、多くの人がヒロシさんに惹かれるのだろうか。
それを今回初めて具体的に語ってくれたのが、この番組であろう。
決して、彼自身のサイトでは発しなかったことである。

私のサラリーマン生活も、ずいぶんと前に折り返し地点を過ぎ、残りの時間をどのように過ごすかに重点が移っている。
だからこそ、自分の残りの人生について再度考え直さなければと思っている。
そのような中、「人生は一度きり」というごく普通の使い古された言葉が、深い意味を持っていたことを知ることができた。

彼の言葉の一つ一つについて、ついメモを取ってしまいたくなるが、もしその姿をヒロシさんが見たら、「覚えるな。感じろ」とお叱りを受ける気がする。

つまらぬ私のブログを義理堅く見てくださる人生の先輩方の皆様。
キャンプに興味がなくとも、ぜひヒロシさんの生き方を見てコメントをいただければ幸いです。

2020年5月 3日 (日)

知人のお坊さんからの質問

仕事で知り合ったお坊さんから質問された。

・Aというお坊さん
 「うちのお坊さんは優秀なんで、いつも外で講演していて留守なんですよ。」

・Bというお坊さん
 「うちのお坊さんは優秀じゃないんで、いつもお寺にいるんですよ。」

あなたはどちらのお坊さんを信頼しますか。

という質問であった。

なかなか面白い。

お坊さんを、「お医者さん」、「先生」、「社長」などといくらでも応用することができる。

人の生き方にはいろいろあるが、たまにはこういうことを考えて、自分の生き方を問い直すことも大切だ。

 

2020年5月 2日 (土)

虹と雪のバラード~トワ・エ・モア~(1971)

私は札幌オリンピックを知らない。

しかし、日の丸飛行隊のことは知っている。

いい曲ですよね。

あ〜っ、旅行したい!

2020年5月 1日 (金)

夏の扉~松田聖子~(1981)

外出自粛の中、今週2回目の出勤日。

車の移動であっても、日差しは夏の予感がした。

この曲が流行していた頃は、まだまだ子供であったのだが、この年になって聴くと、いい曲ですね。

鬱屈した毎日であっても、ウキウキしてきます。

改めて歌詞を聴くと、女性心理というのはこういうものだったのですか。

勉強になります。

今からというわけにはいきませんが、

来世ではチャレンジしてみます(笑)。

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