いったい気象庁は何を予報しているのかと、怒りを感じている。
雪国の方には申し訳ないが、関東地方は雪に弱い。
そもそも、関東に降る雪は雪国と違って、水分を多く含み、重い。
雪合戦用に雪を丸めると、水が絞り出るような湿雪である。
関東の雪は、家屋や車庫をを倒壊させるような重い雪である。
昨日、ひっきりなしにテレビでは「23区を含めた関東地方にも警報も予想される」などと大雪情報を流していた。
幸い、私はこの三連休自宅におり、ゴロゴロとしながらテレビの大雪情報を見ながら大雪を心配していた。
もちろん、ネットで気象庁の天気図もみていたのだが、どうもテレビの天気予報が信じられなかったのだ。
私は、気象予報士ではない。しかし、どうもその予報が理解できなかったのである。
南岸的気圧が、関東地方に大雪をもたらすことは周知の事実である。
しかし、その低気圧が「八丈島に近ければ雨となり、それより北に進むと大雪になる。」というのは天気図の常識はずだ。
大雪予報の出た13日15時の天気図を見ると、南岸低気圧は八丈島方向に進んでいるではないか!!
これは間違いなく「雨」なのだ。

気象庁や、国土交通省の予防的予報なのは理解している。
これは天気図を見れば素人でも予報できる基本的な常識なのだ。
気象庁は、我々には想像もつかないほどの多くの気象データを根拠として予報しているが、このデータに埋もれた予報が誤報を生んだのではないだろうか。
もう少しデータに埋もれるのではなく、基本的な知識や経験を生かしてもらいたいのものだ。このままではオオカミ少年になってしまうのではないだろうか。
今朝もテレビニュースでは、奥多摩や八王子の積雪の様子を放送していた。
これらの地域は山に近く、積雪になるのは当然だ。それよりも通勤に影響のある新宿等を放送すべきだったのでなないだろうか。
これらの放送は、私には誤報の言い訳放送としか、私には見えなかった。
昨日の段階では、素人の自分の予報が誤りであり、権威ある気象庁の予報の方が正しいと思っていた。しかし結果として、私のような素人の天気図予報の方が正しかったのだ。
気象庁や国土交通省の立場も理解しているつもりだ、だが、私たちを煽るだけでなく、もうすこしまともな予報をしてほしいと期待している。
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