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登山

2023年11月19日 (日)

大霧山(奥武蔵)登山

11月中旬、奥武蔵の大霧山に登る。

この時期は、日没が早いため、15時には駅に戻れるコースを選択する。

大霧山は、決して難しい山ではなく、山頂からの展望がきれいな山である。

今年は各地でクマの出没事例が頻発している。

大霧山は、いわゆる里山だが、油断はできない。

クマ鈴、発煙筒、自作の爆竹を利用したクマよけなどしっかり準備して登る。

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最大のクマよけは、クマに出会う前に、自分の存在をクマにしっかり伝えることである。

クマに出くわしてからでは遅いのだ。

幸い、今までにクマに出くわしたことはないが、クマが近づくと獣臭がするという。

目・鼻・耳を研ぎ澄まして登ることが大切だ。

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さらに、樹木の植生にも気を配らなければならない。

さらに万全を期すためには、笛や防犯ブザーも良いかもしれない。

いろいろなことを考えながら登ったが、山頂からの絶景は十分に堪能することができた。

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2023年8月30日 (水)

涸沢のモルゲンロートと、憧れの奥穂高岳へ

8月中旬、夏季休暇を利用し奥穂高に登る。

今回は、山岳会のメンバーと一緒だ。

第1日目

上高地から入山する。さすが一大観光地だけあり、多くの人たちであふれていた。

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私たちのような登山装備の人たちが浮いて見える。

その日は横尾山荘で幕営する。

第2日目

朝2時起床、テントを収納して4時に出発する。

ひたすら登るのだが、4日分の荷物が肩に食い込む。

途中休憩をはさみながら、やっとの思いで涸沢カールに到着した。

その日は、北穂高岳を目指す予定だったが、天候不順のため中止。

そのまま涸沢カールにて幕営した。

第3日目

モルゲンロートを仰ぎ見る予定であったが、雲がかかっていた。

朝6時、ヘルメットを着用し、西穂高岳をめざす。

西穂高岳山荘で休憩、天気を見ながら最後のアタックだ。

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 途中、小学校低学年のお子さんを連れた登山者を追い越す。

このルートは、滑落事故も多い。果たして子どもを連れてくるというのは、単なる親のエゴなのではないかとも考える。

万が一何かあった場合には、親の責任だけでなく、多くの人に迷惑をかけることも考えなければならないはずだ。

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下山後、涸沢ヒュッテで飲んだビールとおでんの味がわすれられない。

第4日目

念願のモルゲンロートを拝む。

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写真では、本物の美しさが伝えられない。

朝食後、すみやかに下山する。

年齢のせいにしてはいけないのはわかるが、確実にペースが遅くなっていた。

若者たちに間をあけられながら、無事下山した。

2023年2月 6日 (月)

冬山訓練

先ほど、山岳会の冬山訓練から無事下山した。

コロナ禍における自粛のため、3年ぶりだったのだが、

やはり雪山のテント泊は厳しい。

寒くてガタガタ震えながら何度も目を覚ましてしまった。

今、こうしてコタツに入りながら記事を書く幸せが夢のようだ。

あと、やはり荷物の精選は必要であろう。無駄に荷物を持ちすぎてしまった。

ザックの重さが、ギシギシと肩に食い込んだ。

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「きつい」、「厳しい」と思いながらも、

この景色を見るとまた登りたくなっちゃうんだよな。

 

2023年1月 8日 (日)

雪上ではコールマンのガソリンコンロが最強!!

山岳会で雪上キャンプ講習を実施した。

当日は大雪降る悪天候のため、キャンプ場に滞在し、滑落停止訓練や雪洞体験等を実施したのだが、その一つに雪を溶かしての「水づくり」もおこなった。

私のこだわりはスウェーデン製のオプチマス(通称「青ガエル」)だ。南極観測隊も使用しているという触れ込みも気にっている。オプチマス社製のコンロは、ポンピング回数も少なく、プレヒートを行うにしても、アルコールをぶっかければよいわけで、簡単に点火する点が気に入っていた。さらに座高が低いため、大鍋を乗せることもできる。もちろんコールマン社製のガソリンコンロも持っているが、誰でも持っているコンロだからこそ、あまり使いたくなく部屋の隅にしまったままであった。

仲間は、当然のごとくコールマン社製のガソリンコンロを持ってきた。そこでスウェーデン(オプチマス)対アメリカ(コールマン)の雪を溶かしてのお湯沸かし競争を行ったのだが、現実はオプチマスの大敗北となった。

吹雪の中は時間との勝負だ。私も今後は変なこだわりを捨てて、コールマン社製のガソリンコンロを持っていこうと思う。

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その後メンバー全員で食べたカレーが普段の10倍以上においしかった。

 

2022年3月20日 (日)

キャンプの聖地~ふもとっぱらキャンプ場~

3月某日、平日に休みが取れたので、キャンプの聖地「ふもとっぱらキャンプ場」にでかける。

今は圏央道ができたので、中央高速へのアクセスが良くなり、あっという間に到着した。

装備は、登山用テントとコンロを2台、そして寝袋だけだ。

現地で食材を購入し、さっさとテントを立ち上げ、富士山を前にビールで乾杯する。

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周りは豪華な装備一式をそろえたキャンパーばかりだ。初心者ならば気にするのだろうが、キャンプと登山は全くの別物であるから、全く気にしない。

20時にはテントで寝てしまった。

「良く寝た。」と思って目を覚ますと、まだ23時30分だ。登山だとこの時期やこの時間にトイレに行くのにも、気合を入れる必要があるが、さすがキャンプ場だ。テントから這い出し、遠慮なく外に出ることができた。

また、ここのキャンプ場は水場もいたるところに設置され、トイレもとてもきれいだ。女性や子どもたちに人気がある理由もわかる。

ふたたび寝袋にもぐり込むと、そのまま朝まで寝てしまった。

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目を覚まし、テントから出ると、ちょうど富士山から太陽が出てくるところだった。元日ではないがおもわず手を合わせてしまった。こういうところが日本人なのだと実感する。

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コーヒーを沸かし、テントを軽く乾かしてから荷物を積み込み、自宅に帰る。今回の目的は特に観光をするわけでもなく、ただ自然の中で寝たかっただけなので、十分満足できたキャンプであった。

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ここのキャンプ場は整備が十分に整えられている。仮に忘れ物をしても、必要なものは売店にすべて揃っている。

しかし、十分すぎて逆に不満足感がのこってしまった。次回はキャンプ未経験の友人たちを誘って来るのも良いかもしれない。

 

 

2021年4月11日 (日)

植村直己『青春を山に賭けて』(1977)のセリフが、かっこよすぎです。

コロナ禍の中、4月を迎え、我が山岳会でも新しい会員が入ってきた。なかなか思うように山に入れないのだが、会員を前に講義をすることとなった。

何を話そうかといろいろ考えているが、あまり細かなことを説明すると、それでけで山嫌いになってしまうので、簡単に概論のみを説明しようと思ってている。

とはいえ、自分には「登山のルールは、他の競技と異なり『無事に帰る』ことだけだ。とにかく安全・安心を最優先とし、決して事故だけは起こさないでもらいたい。」程度しか話すことがない。

さらに、自分には会員を笑わせるだけの話術もなく、いろいろ悩んでいる。

しかし、講義の締めくくりには、この言葉だけは使いたいと思っている。

われわれは、君の経験の有無は問わない。ここに入ってきている部員は、みんな君同様に山の素人ばかりだ。想像したまえ、冷たい雪の中、吹雪、嵐と闘って目的をひとつにして、みんなが力を合わせて登ることを・・・。(中略)われわれ部員は、兄弟のような愛で結ばれている。この山岳部に入ってきた新人はだれでも、経験によって差別されることなく、山の基本の歩き方から教わっていく。かえって君のような初心者の方が上達がずっと早い

 ~植村直己 『青春を山に賭けて』(1977)~

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これは、植村が明治大学山岳部に入部した時に先輩からかけられた言葉である。

なんと美しく、かっこいいい言葉なのでしょう。言葉に魂が込められている。

でも、自分には不釣り合いでしょうか(笑)。

2021年2月23日 (火)

赤城山系「黒檜(くろび)山」雪中ハイク

2月某日、赤城山系の黒檜山に登る。

平地では晴天であったが、山に近づくにつれて風が強く、氷雪が横から叩きつける天候であった。

赤城大沼では恒例のワカサギ釣り客もいたが、例年になく少ない。

駐車場からアイゼンを装着し、山頂に向かう。ここは、雪山登山の練習として有名なコースだ。

途中、吐いた息がサングラスにあたり、たちまち氷結する。

これでは全く見えない。メガネをはずし、裸眼で登る。

最初からゴーグルにすべきだったかとも考えたが、ここしばらくコンタクトレンズを使っていない。

平地とは異なり、不衛生となりがちな山中でコンタクトレンズを装着するのは、個人的に不安があるからだ。

登りながら、氷雪が容赦なく顔を叩きつける。雪ならばともかく、氷となると痛い。

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こんなつらい思いをしても、下山後にまた登りたくなるのが登山なんだよな。

2021年1月11日 (月)

明けましておめでとうございます~美ヶ原高原~

遅ばせながら、明けましておめでとうございます。

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久しぶりの雪山登山。

恥ずかしながら筋力不足で太ももがあがらず前に進みませんでした。

想像以上の筋力低下に自己嫌悪である。これでは他の山の会のメンバーから笑われてしまう。

今までの筋トレ方法が間違っていたようですね。

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これから自粛生活が始まる。コタツの番人にならず、精進しなければ。

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2020年11月23日 (月)

これで山を好きになってくれればいいけれど…~鬼滅の刃~

ヒットをつつける映画「鬼滅の刃」。

恥ずかしながらアニメにあまり興味のない私は、まだ見ていない。

アニメやドラマでヒットるすると、そこを聖地として巡礼するファンが多いと聞く。

そのキャラクターの出身地とされる山がここである。

【引用: https://icotto.jp/presses/18411

〇竈門炭治郎と禰豆子…雲取山

嘴平伊之助(はしびらいのすけ)…大岳山

〇悲鳴嶼行冥(ひめじまぎょうめい)…日の出山

〇時透無一郎(ときとうむいちろう)…景信山

私たち関東に住んでいる人にとっては、身近な山であるが、登る方はくれぐれも「完全な装備」で登ってください。

特に雲取山は、初心者には少し厳しい山で、山頂直下の雲取山荘で宿泊する必要があります。また、これから寒くなると「冬山の完全装備」でないと大変危険です。

安易な気持ちでは、決して登らないでください。

お願いします。

2020年6月 4日 (木)

思い出登山【山小屋の食事(その3/全3回)】

私の所属する山岳会を統括する親団体からメールが届き、今後の登山活動について紙面会議が行われた。
いずれにしろ現在の状況では登山を勧めていない。
個人、団体を含めてどんなに活動を再開したくても、その指示に従わざるを得ず、やりきれない思いである。
今は我慢、我慢。思い出に浸っています。

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【土合山の家/上越・谷川岳(平成26年10月)】

谷川岳の西黒尾根を登ってみたいという方を案内しての登山。
初日は雨のため湯檜曽川沿いを歩き、2日目にアタック。
まさか山でカニが食べることができるとは思いませんでした。
布団もフカフカ、お風呂もゆったり入ることができました。
あの頃は、寝袋で泊ることが多かったので、感謝感激。

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 【燕山荘/北アルプス・燕岳(平成29年8月)】

北アルプスの女王と呼ばれる燕岳(つばくろだけ)の麓にある人気の山小屋。
夕食時には、オーナーのスイスホルンの生演奏がある。
人気の山小屋だけあって、多くの登山者が泊まっていました。

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【大天井ヒュッテ/北アルプス・大天井岳(平成29年8月)】

槍ヶ岳山荘グループの山小屋のひとつ。とんかつが定番メニュー。
表銀座から槍ヶ岳方面に歩いてく途中にある。
マスターは深夜食堂マスターの小林薫さんに似ている。
翌朝は、牛首展望台までご案内いただき、出発前には鐘を鳴らしてくださった。
ありがたいことです。
前日の燕山荘と違って、到着後のんびり過ごさせていただきました。
宿では北鎌尾根で登る方と出会い、いろいろなことを教えていただきました。
いつかは登ってみたい北鎌尾根です。

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今、改めて写真を見直すと、それぞれの宿にそれぞれの個性がある。

まだ探せば他の山小屋の食事の写真が見つかると思うが、今回はこれにて。

何かのご参考になれば幸いです。

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