"Singin' In The Rain "~PERSONZ~(1989)
自宅待機の休日となると、ふと昔を振り返ってしまう。
学生の頃、免許を取り、レンタル店から借りたCDをカセットに録音してカーステレオで聴いていた。
当時は、週末ごとに彼女と一緒に夜の首都高を走り回ってたりしていた。
彼女と言っても隣の部活で、付き合っていたといえば付き合っていたかもしれないし、友達といえば友達というフランクな関係であり、真面目と言えば真面目な関係であり、世間から指をさされるような関係でもなかった。
ある日の晩、「このまま京都まで行ってみる?」ということで夜通し国道1号線を走り続けた。
その時の車の中で、一緒に歌いながら何回も繰り返して聴いていた曲。
その後、学部の違う彼女とは別々の道に進み、卒業後は会っていない。それでも年賀状だけは続いている。
PERSONZの4thアルバム「DREAMERS ONLY」より”Singin' In The Rain”
学生の時って、その時その時は楽しいんだけと、ふと未来に目を向けるととてつもない不安に襲われるんだよな。
そんな感情を、この曲を聴きながらお互いに共有していたのだろうな。
Dreams Come True
As Long As You Believe
One More Tryin' Tryin' Again
Don't Worry About It
I'm Always Dreamin’
I'm Always Dreamin’ "Singin' In The Rain"
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コメント
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お早うございます。
今朝は☂・・・田植えは終わりましたが、五月晴れもほとんどなかった
この5月・・・何かしら不安を感じています。世が世なら天気も安定しな
いことに、この先の事を思い浮かべます。
やはり見えない先には希望があるのでしょうが、不安もよぎるのでしょう
か・・・
初めてこの音楽を耳にしました。訴えかけてくるようなものを感じます。
歌の意味も、曲の良さなど俺には知る能力もないものの、切々とした
ものを感じました。
この音楽には青春時代の思い出も潜んでおいでなのですね。
投稿: でんでん大将 | 2020年5月17日 (日) 06時31分
でんでん大将様、こんにちは。
コメントありがとうございます。
私のつたない昔話にお付き合いいただきありがとございます。
PERSONZは現在も活動中なのですが、
ボーカルのJILLさんは、声量の衰えもなく、
いまでもゴリゴリのロックで活動中です。
人は20代前後に聴いていた曲が一生の曲になると言われてますが、
私の思い出の曲のひとつです。
当時から「今の若者は」とか「今どきの大学生は」などと大人から白い目で見られていましたが、明るくふるまう中にも、大きな不安にさいなまれていました。
これは誰もが通る道だと思います。
その分、自分も今どきの若者たちに大きな目で見てあげたいと思います。
投稿: しげまる | 2020年5月17日 (日) 10時41分