涸沢のモルゲンロートと、憧れの奥穂高岳へ
8月中旬、夏季休暇を利用し奥穂高に登る。
今回は、山岳会のメンバーと一緒だ。
第1日目
上高地から入山する。さすが一大観光地だけあり、多くの人たちであふれていた。
私たちのような登山装備の人たちが浮いて見える。
その日は横尾山荘で幕営する。
第2日目
朝2時起床、テントを収納して4時に出発する。
ひたすら登るのだが、4日分の荷物が肩に食い込む。
途中休憩をはさみながら、やっとの思いで涸沢カールに到着した。
その日は、北穂高岳を目指す予定だったが、天候不順のため中止。
そのまま涸沢カールにて幕営した。
第3日目
モルゲンロートを仰ぎ見る予定であったが、雲がかかっていた。
朝6時、ヘルメットを着用し、西穂高岳をめざす。
西穂高岳山荘で休憩、天気を見ながら最後のアタックだ。
途中、小学校低学年のお子さんを連れた登山者を追い越す。
このルートは、滑落事故も多い。果たして子どもを連れてくるというのは、単なる親のエゴなのではないかとも考える。
万が一何かあった場合には、親の責任だけでなく、多くの人に迷惑をかけることも考えなければならないはずだ。
下山後、涸沢ヒュッテで飲んだビールとおでんの味がわすれられない。
第4日目
念願のモルゲンロートを拝む。
写真では、本物の美しさが伝えられない。
朝食後、すみやかに下山する。
年齢のせいにしてはいけないのはわかるが、確実にペースが遅くなっていた。
若者たちに間をあけられながら、無事下山した。
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