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北陸の地震が発生し、いずれ来ると予想される南海トラフ地震、首都直下型地震・・・
と、何か準備せねばと考え、YOUTUBEを見続けていると、根拠のあやふやな大災害、大地震を予言するチャンネルを勝手に勧めてくる。
最近では「2025年7月5日に太平洋上に隕石がフィリピン沖に落下し、日本の太平洋側からフロリダまで大津波が来る」と言っている予言者や占い師の言葉をチャンネルにし、不安を煽る動画も増えてきた。
しかし、これは「インチキ」と頭では理解しつつも、つい見てしまう自分がいる。
日本は地震国家だ。残念なことに、日本では5年に1回程度で大きな地震に見舞われている。
だからといって、科学的根拠のない情報に振り回されるのはよくない。
人々の不安を煽り、チャンネル収入を増やそうとするのは単なるオカルト動画だ。
とはいえ、新聞やテレビで正確な情報を得なければと思うが、
テレビが面白くない⇒自分の興味のあるYOUTUBEを見る⇒類似のチャンネルを見る
という悪循環となる。
私も知らず知らずのうちにYOUTUBEに洗脳されないように注意しなければと思う。
衝撃的なYOUTUBEの記事をみつけた。
東日本大震災の避難所の現実をまとめたものだ。
個人が備蓄していた災害用具を「老人や女性子どものために」と寄付や拠出を強要し、個人で着服する。
善意の強要は犯罪であり、避難者だからで済まされる問題ではない。
また留守の合間に盗難の被害に遭う、これも恐ろしい話だ。
この記事をどこまで信じてよいのかわからないが、美談ばかりでない現実があるのも事実であろう。
実際に私の住む場所でも、被災され避難してきた人の良くない噂も、ちらほら聞いている。
ただ、それが間接的に聞いただけの話だから、他言しないだけである。
もし非常災害の場合は、避難所には行かず、むしろ自宅で避難をして家族や自宅の家財を守ったほうよいのだろう。
いろいろ考えさせられる。
さらに、NHKは
災害時 避難所における性被害 東日本大震災における被災地の声 - 性暴力を考える - NHK みんなでプラス
として調査し、サイトを立ち上げている。
これは目を通す必要のあるサイトだ。
北陸地方の方々は、今も厳しい避難生活をされている。
最近、関東でもいくつか地震が発生し、首都直下型地震が近づいているとの声もちらほら聞かれるようになった。
防災グッズは多々あるが、食料・水と同様に重要なものはトイレ問題だ。
阪神大震災や東日本大震災でも避難所でのトイレ問題が発生している。
大人一日のトイレの平均回数は5~7回といわれている。
これを1週間と考え、さらに家族の人数を掛けると膨大な数になる。
食事はガマンできても、トイレだけはそうはいかない。
また、男なら小さいほうは「その辺で」と考えても、女性の場合はそうはいかない。
反対に、多くの人々が「その辺で」と考えると、川は汚水にまみれ、近隣で済ませば、悪臭問題も発生する。
すなわち、市販されている凝固剤や汚物袋セットだけでは全然足らない。
さらに、大震災となると千葉の沿岸沿いの製紙工場も被災し、トイレットペーパー不足も発生する。
汚物を入れる黒いビニール袋も最近では手に入らない。
食料備蓄と同様に、トイレについてもしっかり準備しなければいけない。
今年も山岳会の合宿で旧土湯峠周辺を歩いた。
この会場では、スノーシューまたは輪カンジキを履いて散策し、テントで宿泊する。
昨年、冬用シュラフとシュラフカバーだけで泊ったのだが、寒くて眠れず、テントの中でガタガタ震えていた。そこで、今年は夏用薄いシュラフも持参し、二枚重ねのシュラフで寝た。
また、寝る際は桐灰の「マグマ」を足裏、ふくらはぎ、腰、両肩にベタベタ貼った。
さすが自衛官お勧めのカイロだけあり、効果は絶大であった。
すると、翌日の足取りが実に軽やかであった。
今更ながら、やはり睡眠は大切だと実感した。
常々会員には「山に登ることは、感謝を学ぶこと」と言い続けている。
水道を捻れば水が出てくること、暖かい布団で寝られること、食事が普段通り出てくること、スイッチをつければすぐに部屋が暖かくなること、寝室の近くにトイレがあること、数え上げたらキリがないほど文明社会は贅沢になっている。
当たり前のことは、決して当たり前ではないのだ。
こうして自分の部屋のコタツでブログを更新する。
これらすべての贅沢に感謝をしなければいけませんね。
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